要警戒の日々が・・2019/10/17 20:11

要警戒の日々が・・
緑の葉を付けたまま、地表に落下した折れ枝が散乱していました。
今、木立の中では、この様な台風19号の爪痕を数多く目にします。
これでは、例年どおりの鮮やかな紅葉は期待薄かなと思ってしまうのですが・・
更に気掛かりなのは、ここに棲む昆虫達の動静。雨と風に耐えられたのかなと・・
ハラビロカマキリの無事を確認
その心配を打ち消してくれるものが、低木の葉っぱの上に・・
得意のファイティングポーズをとっていたのは、ハラビロカマキリの成虫でした。
緑色の体色を活かして、獲物の到来を待ち受けていたみたい。
ハラビロカマキリ成虫の目力
じーっと動かないのを幸いに、さらに接近してみました。
で、この鋭い目力の集中攻撃を受けてしまったと言うわけ。
カマキリの魅力は、やはり、物怖じしないこの気の強さですね。
なにはともあれ、無事を確認出来て一安心。
・・と言うか、同じく嵐に耐えた他の昆虫達にとっては、要警戒の日々が続きそう。

※10/17に都内で撮影

秋はセンチメンタルに・・2019/10/16 20:40

秋はセンチメンタルに・・
大型台風が過ぎ去った翌日はからっとした晴天でしたが、その後が続きません。
陽射しを隠す雲がかかりがちなすっきりしない空模様が続いています。
そんな空の下、それなりの鮮やかさで目に迫ってきたのは、モミジバフウの紅葉。
まだ、染まり始めですが、ピーク時の鮮やかさを予告する感じの色合いでした。
ついこの間終わったと思っていた酷暑の夏ですが、季節は着実に次のフェーズへ・・
ササクレヒトヨタケ
樹下の地表では、秋到来を告げる、こんな物もにょっきり顔見世をしていました。
秋はキノコの季節。その一翼を担う、ちょっぴりとんがり頭の白いやつ。
ササクレヒトヨタケ。今は白さが目立ちますが、やがて黒変してどろどろに・・
そう言う点からは、鑑賞期間限定のキノコと言えそうです。
羽化未達成のセミの抜け殻
キノコが告げる秋の訪れ。しかし、夏の名残が完全に消え去った訳ではありません。
キノコが生えていた場所の近くにはこんな物も・・
ツヤツヤの光沢感を持つセミの脱げ殻でした・・と言うのは早計で良く観察すると・・
この殻、背中に、脱皮時に付ける裂け目が見当たりません。
どうやら、地中から這い出す迄は順調だったけど、羽化に失敗した殻らしい。
長い年月暗い地中で過ごして来たのに、最終的な目的を果たせずに、夏が終わり・・
こう言う物を目にすると、ちょっぴり感傷的に気分になりますね。
秋はやはりセンチメンタルな季節だなぁと・・

※10/16に都内で撮影

台風一過の空の下2019/10/13 19:49

台風一過の空の下
甚大な被害をもたらして去っていった台風19号。その翌日の空はこの通り。
まさに台風一過の青空。浮かぶ雲も陽射しを邪魔する様な物ではありませんでした。
あの強烈な風にも良く耐えたねと声を掛けたくなったのは、極細でノッポな秋の草。
涼しい顔をして空に突き上がっていました。
アキアカネの集団は健在
こちらも揃って涼しい顔?・・集団で枝先に止まるアキアカネです。
強風と豪雨の最中にも、安全な場所に集団で避難していたものと思われます。
それぞれの季節の特性に応じた生き方を、代々受け継いでいるんでしょうね。
ハナミズキの紅葉とアキアカネ
台風の来襲と共に、季節は確実に次のフェーズへと進んで行きます。
そんな事を感じさせられたのがこの光景。色づき始めたハナミズキの葉でした。
その枝先にもアキアカネが止まっていました。
秋の風景にこれほどしっくりハマる昆虫は、他にいないなぁと・・
この先、穏やかな天候が続いて、そんな場面に数多く出会えればいいのですが・・

※10/13に都内で撮影

前触れが早くも・・2019/10/11 20:09

前触れが早くも・・
強い勢力を保ったまま接近しつつある台風19号。午後には、その前触れが早くも・・
どんよりとした曇り空から、突然降り出す雨はかなりの密度を持ったものでした。
これはそんな空の下で出会ったアキアカネ。紅葉し始めたサクラの枝での翅休めです。
サクラの枝に止まるアキアカネ
サクラの紅葉はこの先急速に鮮やかさを増して行く筈。しかし台風による被害が心配。
枝折れや落葉も最少で、鮮やかな紅葉とアカネの組合せをぜひ目にしたいもの。
アカネについては、頑丈そうなこの体形からみて、大丈夫だと思うのですが・・

※10/11に都内で撮影

季節の落し物2019/10/09 20:16

季節の落し物
枯れ葉が多く敷き詰められた樹下の地表で目にした、過ぎ去った季節の落し物。
真夏の暑さを盛り上げる感じの合唱音を響かせたアブラゼミの亡骸でした。
何者の仕業かは判りませんが、胴体や頭部には大きな欠損が生じていました。
あとは、ただ土に還る日を待つだけ。
季節の変わり目に感じる寂しさ。夏から秋への場合が特に強い様に思えます。
完熟したドングリ
こちらは、見つけると、ちょっと嬉しい落し物。
様々な形のドングリが地表に落ちる時期に入りました。
今年は、台風の影響もあり、未熟なまま落ちる物も多かったのですが、これは完熟。
枯れ葉の下の地面に根を下ろし、やがて幼木の誕生へ・・
明日につながる落し物ゆえに、人の心に”ほっと感”を与えてくれるんでしょうね。
完璧に枯れたオンブバッタ
同じ環境下で、ちょくちょく見かけるこれには思わず声援を贈りたくなります。
周囲の枯れ色に完璧な迄に同化した体色を持つオンブバッタのオス。
この渋い体色で巧妙に姿を隠しながら、秋の遅くまで生き続けてゆく筈。
ただ気になるのは、オンブする或いはされる相手に、まだ巡り合えていないと言う事。
カモフラージュがあまりに巧妙すぎて、メスの目にとまらないんじゃないの?・・

※10/9に都内で撮影