木立の中を歩けば・・2018/04/20 20:09

木立の中を歩けば・・
今の時期の散策のおすすめコースは、新緑が目に眩しい木立の中を縫う道。
今日はそんな散策条件にぴったりの好天に恵まれました。
降り注ぐ陽射しを浴びる若葉。それ自体が発光している様な感じさえ・・
ヨコバイの幼虫
そんな緑溢れる中で、俄然活気づいていたのがこれ。
植物の汁を吸って成長するヨコバイの仲間の幼虫たちです。
細枝に取り付いてチューチュー・・新鮮なジュースの味は格別って言う事の様です。
イチョウの幼木誕生!
若い葉が生まれ出る季節ですが、あえてその時期に沢山の葉を散らす木もあります。
そんな落ち葉が降り積もった樹下で目にしたのがこれ。
枯葉の隙間から顔を覗かせた幼木。先端には4枚の若葉が開いていました。
この葉の形を見れば一目瞭然。イチョウですね。
樹下に落ちたギンナンから誕生したんでしょうね。
見上げる程の大木に育つ迄には、気が遠くなる様な長い時間が必要な筈。
でもその第一歩を踏み出せた事は間違いなし。
こんな未来につながる物に出会えるのも今の時期ならでは・・
要は見所がいっぱいです。

※4/20に都内で撮影

タイミングが中々・・2018/04/14 19:31

タイミングが中々・・
若草の緑が目に眩しく感じられる今の時期の草むら。
その中では、そこを住処とする昆虫たちの脱皮が密かに行われています。
目にする度に感動を覚える神聖な生命の営み。でも立ち会うタイミングが中々・・
これはヨコバイの一種の脱皮。しかし時既に遅し、殻から完全に抜けきっていました。
脱ぎ捨てた殻とは違う方向を向いて、新しい人生・否・虫生へ第一歩・・
じゃぁなくて、ピンと勢いよく飛び跳ねですね。
ヤブキリ幼虫、脱皮完了
これも完全にタイミング遅れの脱皮目撃です。
細長い草の葉の上で行われていたヤブキリ幼虫の脱皮。
こちらも古い殻から無事抜け出せて、ほっと一息をついている状態でした。
驚くのは、本当にその殻から生まれたの?って思える位の大きさのギャップです。
良くそんなに小さい所に収まっていたもんだなぁと・・窮屈だったろうね。
ヤブキリの幼虫
そしていよいよ、殻を離れて独り立ち。
今の時期の食料である、春の花を求めての旅立ちです。
でも、長い後脚のジャンプ能力を試すにはもう少し時間が必要かもね。
そう、体が完全に固まりきってからの方がいいよ。何しろこの先長いからね。

※4/14に都内で撮影

寄らば大樹の・・2018/04/11 20:42

寄らば大樹の・・
雑木林に立つ大木、その根元近くにエノキの幼木がいくつも生えていました。
大木が吸い上げる地中の水分をお裾分けして貰う魂胆の様です。
青々とした若葉を付けて、みんなスクスク元気。
このまま行くと、大木の周りはエノキだらけになってしまいそうな雰囲気も・・
まぁそれはだいぶ先の事でしょうが、私の関心は別のところにありました。
こんな緑が密集している場所にはきっとあいつがいる筈って言う事で注目!・・
幼木にいたヨコバイの幼虫
やはりいました!ピンピン飛び跳ねるちっこいヤツ・ヨコバイの幼虫でした。
若葉の一枚一枚に注目すると、かなりの確率で目にする事が出来ました。
幼木から液汁を沢山吸って、早く大きくなるぞって言う意気込みらしい。
所で、問題は、今日吹き続けた20メートルを超えようかと言う強風でした。
その風に煽られて、幼木が葉ごとユラユラと激しく揺れる事も度々。
下手すれば振り落とされそうな感じも・・でもその対策はしっかり出来ていました。
大木の幹に避難中
揺れがひどい時の避難場所は、ばっちり準備済み。
強い揺れに襲われると、すぐそばの大木の幹にびんと飛び跳ねての場所替えです。
ここなら風の影響は受けないし、最高!・・まさに ”寄らば大樹の陰” って言う感じ。
いい場所を見つけましたね。液汁を吸われる幼木はたまったもんじゃないけれど・・
(ツマグロオオヨコバイの幼虫)

※4/11に都内で撮影

一面の緑に・・2018/03/24 21:42

一面の緑に・・
地面に伏して冬の寒さに耐えて来た野草の葉も勢いよくたちあがる頃。
この春生まれの野草も、その勢いに負けじと成長の速度を一気にはやめます。
正にあっと言う間に一面の緑。今年もそんな光景を随所で目にする様になりました。
ヤブキリの幼虫
緑の復活は、静まり返っていた昆虫の世界にとっても大きな起爆剤となります。
各種幼虫が顔見せをする時期に入りました。今日初遭遇したのはヤブキリの幼虫。
毎年サクラが咲く頃になると決まって誕生する、飛び跳ね族の中の早起き派です。
今日はヒメオドリコソウに止まっていました。花をムシャムシャでしょうか。
ヨコバイの仲間
ヨコバイの仲間も、早くから草むらデビューを果たすレギュラーメンバー。
ピンピン飛び跳ねて、草から草へ・・その身軽さには目を見張る程です。
ただ余りに小さいし、草の緑に同化しているので、目で追い続けるのに一苦労。
衰えつつある視力鍛錬のツールとしては最適かも・・情けない事ですが・・

※3/24に都内で撮影

賛同したいのは・・2017/08/06 20:52

賛同したいのは・・
夏の象徴・入道雲が湧き上がり中って言う風景だけど、一寸余計なおまけ付きです。
入道さんが、太い腕を横に伸ばした様な・・
いずれにしても、今日の暑さは、ここ数日の中では最高レベルだったかも・・
日向では、噴き出す汗で、首筋に巻いたタオルがあっと言う間にびっしょり。
こんな日の賢い過ごし方は、日陰となる場所への避難と言う事なんですが・・
荒地にいたイボバッタ
そんなのとは全く正反対の生き方に徹する昆虫もいます。
このイボバッタもそのひとつ。
緑の少ない乾燥した荒地を生息場所とするワイルド感溢れるバッタです。
生息環境に合わせる様に、体表面はガサガサで、色も完璧な荒地仕様。
”今日の暑さは最高、空気も乾いてるし、文句なしだね” って、涼しい顔?・・
レンズを向ける観察者は、地べたの熱も加わって、更に汗びっしょり。
イボバッタ君の意見には賛同しかねる状況でした。
日陰にいたアオバハゴロモ
いっぽう、このシーンには激しく賛同したい気持ちに・・
日陰になる草地で茎に止まり汁を吸っていたのは、名前も涼やかなアオバハゴロモ。
セミの遠い親戚だけど、全く声を出さない物静かな昆虫です。
目にするのはいつもこんな日陰になる場所。正にクール&ビューティって言う感じ。

※8/6に都内で撮影