草むらに忍者登場!2017/05/01 20:19

草むらに忍者登場!
自然は、いま、若緑に埋め尽くされた世界への転換を急速に進めています。
この時を待ちかねていた様に、新しい生命も続々と誕生中。
目を凝らせば、そこいらじゅうに・・とは言え、同系色で見分け難いのですが・・
その代表格のひとつが、ヨコバイ系の幼虫です。
これは、葉っぱの上でお話し中(?)のツマグロオオヨコバイの幼虫二匹。
仲のいい兄弟でしょうか。
ツマグロオオヨコバイ幼虫
背中に小さな翅は生えているけれど、まだ飛び道具として機能する迄には至らず。
今は、まだ、後脚のジャンプ力だけが頼りって言う事みたい。
どこへ飛ぼうかな・・
しかし、この脚がかなりの高パフォーマンス。
ジャンプしての移動距離には目を見張る程。正に昆虫界のカエルと言った感じ。
これは、さて次はどこに飛ぼうかなと思案中のシーン。
この後、飛び跳ねた方向を目で追いましたが、緑に紛れて発見不可能でした。
まさに草むらの忍者と言ったところ。

※5/1に都内で撮影

夏日の草むらで・・2017/04/16 20:09

夏日の草むらで・・
今日は、東京でも今年初の夏日を記録したそうです。
そんな熱気に包まれた草むらで目にした ”やっぱりね!” の光景がこれ。
4/14の当ブログ記事にも掲載したオオカマキリ卵鞘です。
一昨日には数匹だけだった孵化幼虫ですが、今日は卵鞘の上にウジャウジャ・・
”卵鞘の大きさから推して、孵化はまだまだ続くぞ” と言う私の予測がズバリ的中。
暖かさに誘われて、この通り、孵化ラッシュとなった様です。
オオカマキリの幼虫
卵鞘直下の草の繁みでは、こんな光景も・・
独り立ちをした幼虫たちが、新しい生活の場を求めて続々と移動を始めていました。
同じくいま誕生中のキリギリス属の幼虫は、始めは草食性でやがて肉食性に・・
でも、カマキリ属の幼虫は、そんな過程を経ずに、最初から肉食性オンリー。
そこのところが何とも恐ろしい。
蜘蛛に捕らえられたマルカメムシ
のどかな雰囲気が漂う筈の春の草むらですが、そればかりでも・・
小さなクモに捕らえられて、細い糸でぐるぐる巻きにされた昆虫の姿が・・
その形から判断して、マルカメムシの成虫と思われます。
いよいよ、こんな光景をごく当たり前に目にする時期に入ったんだなぁと・・
カマキリの誕生も含め、食われる立場の昆虫にとっては要警戒の時期に突入です。
(蜘蛛は、ナガコガネグモ・雌の幼体と推定)

※4/16に都内で撮影

雨の仕打ちが・・2017/04/08 19:26

雨の仕打ちが・・
満開となった東京のサクラ、お花見の絶好機に雨の仕打ちが待ち受けていました。
花を愛でる人で賑わう筈の芝生広場にも人影はなし。
サクラにとっても、ちょっと張り合いに欠ける気分かも・・
これだけ見事に咲いたのにね・・
サクラ並木は雨
花の美しさを独り占めにして楽しめると言う点では、雨も悪くはないかなと・・
水滴を宿すサクラ
水滴を宿した花びら。晴れの日に見る快活な姿とは真逆なイメージでした。
花にとっては、震え上がる様な冷たい雨でない事がせめてもの救いでしょうか。
サクラの花にいたツマグロオオヨコバイ
本来なら蜜を求めて頻繁に訪れる筈のハチやアブの姿は皆無。
僅かに目にした昆虫と言えばこのツマグロオオヨコバイだけでした。
ふんわり開いた花びらの形が、雨よけの傘として絶好だったみたい。
弱いながら降り続く雨、今日はこのままここで夜を迎えるのかも・・
 
※4/8に都内で撮影

もしかして見納め?2016/12/02 20:29

もしかして見納め?
昆虫の数が激減し、しーんと静まり返った草むらで出会った物凄い顔。
横縞模様の鼻面が、クラシックカーのラジエターグリルを連想させる様にも・・
さて、その正体は?・・顔相の凄さから感じるほど恐ろしい昆虫ではありません。
オオヨコバイ成虫
残り少なくなった緑の葉伝いにピンピン飛び跳ねていたオオヨコバイでした。
イネ科の植物の汁を好む吸汁性の昆虫です。
類似種のツマグロオオヨコバイは成虫で越冬しますが、この種は卵での越冬らしい。
結構元気に飛び跳ねていましたが、もしかすると、これが見納めかも・・
トリバガの一種
ヨモギの葉に止まっていたトリバガ(蛾)とは、この先も長いお付き合い。
成虫での越冬も可なので、寒い時期の過ごし方はバッチリ会得している感じ。
晴れた日には、こうして日向ぼっこで過ごすのが一番と言う事らしい。
確かにソーラーパワーばっちりゲットの意気込みを感じさせる態勢ですね。

※12/2に都内で撮影

驚異的な速さだなぁ2016/05/24 21:35

驚異的な速さだなぁ
他の昆虫から恐れられる狩猟者・カマキリ達の季節もいよいよ本格化へ・・
先行したオオカマキリ幼虫を追って、ハラビロカマキリ幼虫が続々と誕生しています。
これは木の葉の上に止まっていた一匹。
まだ超ミニサイズですが、体色を含め、結構凄みを感じさせる点はさすがです。
私が驚くのは、この段階に至るまでの時間の短さ。
その理由については、下に掲載した同種幼虫の画像をご覧ください。
孵化直後のハラビロカマキリ幼虫
今日と同じ場所で、一昨日(5/22)に目にした幼虫です。
まだ体が白っぽいし、目は真っ黒だし、孵化直後である事を如実に物語っています。
同じ場所での出会いと言う点から察するに、二日の間に目覚しい変化を遂げたらしい。
ごく限られた間しか生きられない昆虫にとって、これはごく当たり前の事なのかも。
それにしても、驚異的な速さだなぁ・・
ハラビロカマキリの卵鞘
寒い冬の間、やがて孵化する新しい命を暖かく護り続けた卵鞘の、今の姿です。
幼虫が続々と孵化した事を示す残留物が沢山絡みついていました。
もしかすると、卵鞘に中には、出遅れた新しい命がまだ眠っているのかも知れません。
昨年の晩秋に息絶えた母虫が、心を込めて作った労作とも言えるこの卵鞘。
私にとっては、この先暫くの間も、要注目のターゲットです。

※5/24に都内で撮影
(孵化直後のハラビロカマキリ幼虫については、5/22の記事にも掲載しています。)