春を呼ぶ黄色が・・2020/02/15 20:53

春を呼ぶ黄色が・・
春を呼ぶ黄色が眠い目をこすりながらお目覚め・・そんな風に感じたのがこの光景。
たった一株だけでしたが、ナノハナの開花を確認出来ました。
蜜を求める昆虫達を呼び寄せるにはアピール度がまだ足りない様ですが、それでも・・
周りには、早く開きたくてウズウズと言う感じの蕾がたくさん。
蝶やハチ達が忙しく飛び交う日もそう先の事ではない筈です。
タンポポの花が三つ・・
草地でも、春を呼ぶ黄色がお目覚めです。
これ迄は一輪だけぽつんと言う感じで試し咲きをしていたタンポポも、今日はここ迄。
今一つシャキッとしない開き方だけど、3つの蕾の意思が一致して、さぁ開くぞと・・
そんな頑張りが感じられて、愛おしい気持ちになりました。
ユキヤナギの枝にあるハラビロカマキリ卵のう
ハラビロカマキリの卵のうが陣取るユキヤナギの枝。
その枝にびっしりと整列する葉芽も、早く開きたくてウズウズと言うフェーズに・・
それらの葉が一斉に開けば、今は目立ち過ぎているこのハラビロカマキリ卵のうも・・

※2/15に都内で撮影

絶対安泰とは・・2020/02/12 19:47

絶対安泰とは・・
去年の秋、様々な場所に産み付けられたカマキリの卵のう。
それぞれの運命のゆくえが明らかになる時期に入りました。
例えばこれは、低木の小枝で目にしたオオカマキリの卵のう。
一見すると、無事越冬を終え、あとは孵化を待つだけの様に見えますが・・
破壊されたオオカマキリ卵のう
向こう側に回ってみるとこの通り。
無残にほじくられた形跡がありあり!・・小枝に止まった野鳥の仕業でしょうね。
野鳥達にとっては、カマキリの卵のうは絶好のタンパク源となります。
小枝の丁度いい場所に産み付けられていたので、しめしめと言う事でガシガシ・・
中に潜んで春を待っていた幼体の運命は、言わずもかな。
この枝がいいとした母虫の場所選択が、最悪の結果を招いてしまった様です。
水草の茎に産み付けられたオオカマキリ卵のう
いっぽうこちらは水草の細茎に産み付けられた同種オオカマキリの卵のうです。
どこにも損傷が生じていない完璧な形状を保っていました。
一見頼りなさそうなヨシなどの細茎ですが、枯れて乾燥すると意外な程に腰が強い。
ほぼ垂直に立ち上がっている事もあり、野鳥がとまって食事するには無理が伴いそう。
そんな事を見抜いての産卵だとすれば、すごい先見の明だなぁと・・
とは言え、今の時期の野鳥は、餌が少なく、揃ってお腹をすかしている状態の筈。
この先も絶対安泰とは言えないでしょうが・・

※本日撮影の画像ではありません(2/11に都内で撮影)

今日もいるかな?・・2020/02/08 21:19

今日もいるかな?・・
昆虫観察の超閑散期と言える今、私が定期的に目を向ける対象があります。
それは、今も青々とした大柄の葉を付けるヤツデ。
葉っぱをそーっとひっくり返して、今日もいるかな?って・・
結果的には成果ありでした。葉脈に沿うように取り付いている怪しげな物体。
この距離からでは、何が何やらですが・・
仲良く並んで・・
詳細を確認するとこの通り。
葉脈から出た汁の塊をゆりかご代わりにして潜む(?)ヤツデキジラミの幼虫です。
ご覧の通り、大小二つの幼虫が仲良く並んでいました。
そんなところにいて溺れ死ぬ危険はないの?って心配したのですが、果たして?・・
※注:画像上方が頭部、目がやたら大きいです。
ヤツデキジラミ
同じヤツデの木の葉では、幼虫時代を卒業した個体も確認出来ました。
名前にヤツデがつく通り、一生を通じてヤツデに依存し続ける昆虫です。
何も害を与えなければいいのですが、葉を枯らすスス病の原因にもなるのだとか・・
ヤツデにとっては、絶対取り憑かれたくない迷惑者の筈。
虫が少ない時期に願ってもない場所だなんて、嬉しがってはいけないのかも・・

※2/8に都内で撮影

立春の日に・・2020/02/04 20:34

立春の日に・・
立春と言う事でそれらしい被写体を探したのですが、すっきりしない空の為か今一つ。
僅かにそれを感じさせてくれたのが、草むらで目にしたホトケノザの花。
春一番乗りで咲き始める野の花の面目躍如、シャキッとした姿で起立していました。
ここに蜜を求める昆虫の姿があれば、やったね!なんですが、そこ迄は無理でした。
ハラビロカマキリの卵のう
蕾をびっしり付けたユキヤナギの枝には、本当の春はまだまだ先と言いたげな物が・・
去年の秋にハラビロカマキリ・雌が産み落とした卵のうです。
枝にしっかりと固定されており、産卵スキルの優秀さを今に伝えていました。
中に眠る幼体は、硬い殻に護られて、安心して誕生の時を迎えられそうです。
ユキヤナギの枝に花一輪
同じユキヤナギの木では、たった一輪だけですが、白い花の開花を確認出来ました。
枝一面に開いた白い花の様子を、雪になぞらえて付けられた名前が雪柳。
その迫力ある眺めへの第一歩が踏み出された事は間違いありません。
立春過ぎの安定した春の陽射しに期待ですね。

※2/4に都内で撮影

葉裏にも要注目!2020/02/01 21:27

葉裏にも要注目!
目にする昆虫の数が極端に少ない今、救いを求める気持ちで見つめるのがヤツデの葉。
今日もそうしてみました。結果としては成果あり・・と言っても新鮮味は全く無し。
葉脈から吸汁中のルビーロウカイガラムシ。微動だにせず、ただ張り付いているだけ。
こんな生き方もあるんだなと感心する事しきり。それにしても退屈なやつだなぁと。
ゲル状の塊に潜むヤツデキジラミ幼虫
ヤツデの葉については、裏側にも要注目と言う事でひっくり返してみました。
結果的には収穫あり・・と言っても、こちらも、動きは全く無し。
ぶよぶよしたゲル状の塊の中に潜んでいた2匹の幼虫。
こちらもヤツデの葉の常連・ヤツデキジラミの幼虫です。
こちらもヤツデキジラミの幼虫
ぶよぶよの塊から抜け出し掛けている幼虫もいました。
ぽちっとした赤い目がチャーミングかなと・・
さて、ヤツデの葉裏を生育場所にするこの幼虫が成長した時の姿とは?・・
ヤツデキジラミ成虫
これです。去年12月3日に同じヤツデで撮影したヤツデキジラミの成虫。
食性は、ヤツデの葉からひたすら汁を吸い出す事。
一生を通じて、ヤツデの葉と縁が切れない暮らしぶりなんですね。
ヤツデの葉は大柄なので被害としては微少かもですが、鬱陶しい奴に違いありません。

※上段3枚は2/1に、最下段は昨年12/3に撮影し同日記事に掲載した画像の引用です。