織姫2017/04/27 20:34

織姫
サクラの若葉で目にしたちょっと?な光景。
頭の黒いイモムシが何かやっていました。
まずは右向いて・・
頭を振って・・
そして頭を振って・・
左向いて・・
左向きに・・
この往復動作を何度も繰り返していました。
注目点は、頭の先に見える白い糸状の物体です。
折れ曲がったサクラの若葉
全体像を見るとこの通り。葉っぱが、V字形に折れ曲がっていました。
これにより、イモムシの行動の目的が判明です。
自分が作り出した糸で、葉の両端を引きつらせ、住処を作ろうと言う算段。
今の時期特有の、柔らかい若葉を利用してのマイホーム作りって言う訳ですね。
私的に好感度が低いイモムシだけど、この作業を見て少し印象が変わった様な・・
ふと頭に浮かんだ言葉は、緑の世界で糸を織る ”織姫” なんですが・・
(蛾の幼虫と推定・キシタバの一種?)

※4/27に都内で撮影

謎の物体とは?・・2017/04/22 20:01

謎の物体とは?・・
今の時期の草むらで度々目にするのが、この水滴型の謎の物体です。
何となくウニョウニョ動き出しそうな雰囲気もありますが、触れても全く反応なし。
ここにもあった(ヒラタアブの仲間のサナギ)
ギシギシの葉っぱにもひとつ付いていました。
表面の模様は違いますが、形はほぼ同様の水滴型です。
さてその正体は?って言う事ですが、答えは今の時期の草むらの多数派に関係あり。
ヒメヒラタアブ吸蜜中
多数派の代表格のひとつがこれ。
咲き揃った野の花で度々目にする蜜大好き昆虫・ヒラタアブの仲間です。
あの水滴型の物体は、この種が成虫化する一歩手前のサナギだったと言う訳。
(花はハルジオン、昆虫はヒメヒラタアブと推定)
ヒメヒラタアブ、お腹いっぱい
サナギがあれだけ多いと言う事は、この先も続々と誕生する展開で間違いなし。
野の花にとっても、花粉媒介役として貴重な存在なので、大いに歓迎でしょうね。
で、孵化した成虫には、蜜をたっぷりプレゼントして歓迎の意を表する訳ですね。
このアブなんて蜜を吸いすぎて、お腹がプックリじゃないの・・

※4/22に都内で撮影

それぞれの居場所で・・2017/04/19 20:59

それぞれの居場所で・・
殆ど同じ様な体形のキリギリスの仲間三種の幼虫が顔を揃えました。
それぞれがそれぞれの居場所で、早く大きくなる為の活動をしています。
これはご本家キリギリス。綿毛を飛ばしつつあるタンポポの花芯でムシャムシャ。
この様に、間近で、その食時風景を眺められるのも、今のうち。
やがて、終生の生活拠点・草の繁みの奥に身を潜める隠密行動に入ってしまいます。
ヒメギスの幼虫
黒っぽい体形が凄みを感じさせるこれはヒメギス。
キリギリスと同じく草むらを生活の場としますが、水辺に近い所を好む様です。
これもそんな場所での遭遇でした。
樹上にいたヤブキリ幼虫
最後は、今の草むらでの多数派・ヤブキリ幼虫です。
この日は、いつもの草むらではなく、何とも変な場所での遭遇でした。
太いサクラの幹を上に向かって、そろりそろり・・
この種は、成長につれて樹上居住へのライフスタイル転換をはかります。
その本能に突き動かされて・・と言う事でしょうか。
ちょっと早すぎだと思うけど・・今は草むらでの花食いに集中したほうが・・

※キリギリスは4/19に、他2種は4/16に、いずれも都内で撮影

※撮影メモ:最近撮影の 3:2アスペクトレシオの画像について:
α6000にSONY FE 2.8/90mm Macroを付けての撮影をメインとしています。
APS-C版なので135mmの望遠マクロとなり、警戒心旺盛な昆虫の接写に最適です。
手ぶれ補正も強力、ボケ味等描写性も良好でお気に入りの組み合わせになりました。

美味しい桜の葉で・・2017/04/18 19:52

美味しい桜の葉で・・
散ってしまった花に変わり、フレッシュグリーンの葉っぱが目を惹くサクラの木。
新緑の季節を象徴する様な、活き活きとした色合いが魅力的です。
しかし、残念なのは、こんな感じに傷んだ状態の葉っぱが多い事。
勿論、自然にこうなったのではなく、悪事をはたらく犯人(?)がいる訳で・・
ナナフシモドキの幼虫
その一つがこれ。サクラが若葉を付ける頃に決まって登場するナナフシモドキです。
細い体の割に、食いっぷりはかなり旺盛。
葉っぱの端からではなく、この様にくりぬいた穴状の食痕を残す特徴があります。
食事は夜にする事が多いそうで、昼はこんな風にくたーっとしている事が多いみたい。
陽が落ちてからの大食いに備えて、今はぐっすりお昼寝中?・・
サクラの葉を食べる芋虫
こちらは葉っぱの端から食い進むタイプ。シャクガの幼虫と思われます。
尺取り虫特有のクネっと曲がる体が、葉っぱの外形にフィットして目立ちにくい。
巧まざる擬態と言えるでしょうか。

※4/18に都内で撮影

若葉食いが今年も・・2017/04/17 20:37

若葉食いが今年も・・
桜並木の路面に散り落ちた花びらがびっしり。花見頃終焉を明確に告げる光景です。
そして樹上の枝には、若緑の葉が開いて・・
そうなれば、当然の事ながら、あれが・・と言う訳で目を凝らして見たら・・
サクラの若葉にナナフシモドキ
いました!・・
サクラの木が若葉を付ける頃に、決まって姿を見せるヘンテコリンな昆虫!。
超スリムな体形のナナフシモドキ幼虫です。
対角線状に配置しないと画面に入り切らない程にひょろ長い。
ナナフシモドキの頭部
実態を確認する為に、頭部を中心にクローズアップしてみました。
ぴったり密着させて伸ばしているのが前脚。精一杯の擬態なんでしょうね。
そんなに努力しなくても、華奢な体だからそう簡単には見つからないと思うけど・・
このひょろ長昆虫の好物は、今の時期特有の柔らかい若葉。
今年も、ジャストタイミングでの誕生となった様です。
今日目にしたのは一匹だけ。でも桜並木だけでも、相当な数が生息している筈。
それらとの出会いもこの先の楽しみです。

※4/17に都内で撮影