どうぞごゆっくり・・ ― 2023/04/01 14:04
柔らかな色調の空、花の薄紅色、そして若草の緑。
まさに典型的な春爛漫の花景色を目にする事が出来ました。 サクラが咲く頃になると、草地ではタンポポの開花が急ピッチで進みます。
中にはこんな混雑状態で花開くものも。
いくらなんでも、くっつき過ぎだよねぇ・・
この先背丈を伸ばして、丁度いい間隔に変化して行くんでしょうか。
今後の展開がとても気がかりです。 タンポポの開花は、春先の昆虫達にとって、何よりの贈り物。
今日も、旺盛な吸蜜風景を度々目にしました。
これは毛むくじゃらの顔を持つキンケハラナガツチバチ。
花にとっては、絶好の花粉媒介役と言えそうです。
どうぞごゆっくりって言う想いでしょうね。
※4/1に都内で撮影
最終段階へ・・ ― 2023/03/31 13:29
薄紅色の花びらの絨毯が敷き詰められた光景を、随所で目にしました。
散り際のいさぎ良さがこの花の特徴。まさにその通りの眺めですね。 サクラの花は終わってしまうけど、私達はこれからも元気いっぱいよ!。
そんな事を告げているような、タンポポの花・三輪。
コンクリートとアスファルト面の僅かな隙間にも根を張るパワフルさに感心です。 タンポポの花の生命力にあやかろうと言う事でしょうか。
早春の昆虫たちにとっては、人気抜群の存在となっている様です。
二匹のヤブキリ幼虫も食事に熱中していました。
秋まで生き続ける息の長い種。春先のこれは何よりの育児食なんでしょうね。
感謝の気持ちを込めて、かじらないとね・・
※3/31に都内で撮影
いろいろありそう・・ ― 2023/03/30 14:44
ちょっと早過ぎるなぁと思ったのですが、これ以上には発達せずでした。
穏やかな春の天候が安定する迄には、いろいろありそうですね。 こちらは、夏を通り越して秋の風情。
”何だかなぁ”と言う眺めですが、春先に赤く染まる樹木の葉も結構あるのかも。
これは、低木・カナメモチの若葉。
やがて普通の緑色に変わります。派手派手な色合いを楽しむなら、今のうち。 地味な枯れ色から鮮やかな緑色への変貌が、ハイスピードで進む草地。
そんな環境の定番昆虫と言えば、テントウムシの仲間が挙げられるでしょうね。
これは代表種・ナナホシテントウ。野草の敵・アブラムシを退治する善玉です。
いよいよ活躍の時来たるって言う感じ。
ひとときも休まず、早足に移動していました。そのパワフルさに脱帽です。
※3/30に都内で撮影
力が入っているね! ― 2023/03/29 14:21
風に吹かれて舞い落ちる花吹雪は、もう少し先のこと。
ぜひ、そうであって欲しいなぁと・・ これまでやや頼りなげに咲いていたタンポポも、いまや自信まんまんの開き方に。
そのお誘いに乗って、吸蜜にやって来ていたのはモンキチョウ。
同系色同士のジャストな組み合わせですね。 昆虫達の動きが活発化すれば、それを待ち受けるハンター達の姿が・・
網を張る種の登場はまだですが、ダイレクトに飛びついて捕獲する種は続々と・・
身体中毛むくじゃらという感じのこれは、ハエトリグモ。
いつでも飛びつける姿勢での待機は、迫力十分!。
獲物の到来を今や遅しと待ち構えている様子でした。力が入っているね!。
※3/29に都内で撮影
雨よ、やんで! ― 2023/03/28 13:14
見頃を迎えた遊歩道のサクラには、気の毒に感じられる天候。
しかし、路面に目を移して見ましたが、散り落ちた花びらの数はそれ程でも・・
なんとか頑張って欲しいなぁと言う想いを強く抱きました。 やがて訪れる雨の時期の主役と言えば、なんと言ってもアジサイでしょうね。
花の方は、まだまだですが、若緑色の葉っぱは、スクスクと成長中!。
雨空に向けて、気持ちよさそう(?)に開いていました。
人が抱く ”雨よ、やんで!” の想いとは真逆でしょうか。 数を増やしている春の昆虫達にとっては、うらめしい空模様に違いありません。
これは穏やかな陽射しに恵まれた昨日、草むらで見かけた小さなアブ。
ハマダイコンの花に来て、吸蜜を繰り返していました。
今日はこんな光景もさっぱりな筈。雨よ、やんで!の想いで雨宿り中でしょうね。
※3/28と3/27(アブ)に都内で撮影