もりもり食うぞぉ2012/05/07 20:21

もりもり食うぞぉ
五月の爽やかな空気によく似合う木々の葉の新緑。
エノキの木も沢山の若葉を繁らせ始めていました。
でも気になるのは、半欠けになった葉が結構多いこと。
柔らかで美味しそうな葉っぱだし、狙われるのは当然だけど・・
食いっぷりがいかにもダイナミック。
きっと犯人はあいつだなと、辺りを探ってみたら・・
もりもり食うぞぉ
やはりいました!。
エノキの葉を主食として成長するゴマダラチョウの幼虫です。
ご覧の様に色形とも、見事に葉っぱに馴染んでます。
宿敵の小鳥に気づかれる事なく、もりもり食べれるぞって言う事かも。
もりもり食うぞぉ
参考に2011年7月に撮影した成蝶の画像を掲載します。
モノトーンの斑紋が印象的な中形の蝶です。
今年も沢山に出会えるでしょうか。
葉っぱの被害は程々にが望ましいのですが・・

やっぱりやめとこ2012/05/08 20:27

やっぱりやめとこ
小さな身体に似合わず、猛烈な勢いで葉っぱを食害するゾウムシたち。
柔らかな若葉を付けた植物にとっては、迷惑極まりない存在です。
でも私にとってはどこか憎めない存在。その動作を良く見るとなんかおかしい。
今日もひょうきんなことをやってました。
▲ 葉っぱの先で、さぁ飛ぼうかな・・
やっぱりやめとこ
▲ その前にちょっとウォーミングアップ。後ろ脚をすりすり・・
やっぱりやめとこ
▲ やっぱり怖いなぁ。やめとこ・・
この一連の動作を何回も繰り返していました。

この個体はカシワクチブトゾウムシと推測。5/8 都内にて撮影。

派手なの地味なの2012/05/09 20:54

派手なの地味なの
様々な斑紋のバリエーションを持つ蝶たち。
それぞれが個性豊かに色合いを競っています。
ハルジオンの花に来たツマグロヒョウモンはその名の通り派手な豹柄が特徴。
宿敵である小鳥の目を逃れるのではなく、敢えて目立とうとしている感じです。
小鳥の色覚は人に近いらしいので、毒々しいから食べるのよそうとなるのかも。
派手なの地味なの
一方ヤマトシジミの翅裏はそっけない位に質素。
シンプル イズ ベストを地でいってる感じです。
大和と言う名前に通じるいわば和風の趣でしょうか。
私はこれはこれで結構気に入っているのですが・・

刈られる前に2012/05/10 22:47

刈られる前に
都市部の公園に於いて、雑草は所詮邪魔者です。
今の時期の凄い成長ぶりから見て強力な除草作業も間近と思われます。
昆虫観察をする立場から言うと、これは歓迎出来ない事態。
多種の虫が顔を揃え始めた環境があっという間に壊されてしまうのですから・・
せめて今のうちに出来るだけ多くに出会っておきたい。今はそんな気持ちです。
▲キリギリス幼虫
抜群の跳躍力はこの脚の踏ん張りから推して知るべし。
刈られる前に
▲ナガカツオゾウムシ
この場合のカツオは鰹節のカツオ。
粉を吹いた様な質感が似ていると言えば似てる・・かな。
刈られる前に
▲オオカマキリ幼虫
虫の数が増えれば、それを狩る者が現れるのが道理。
しかしハンターと呼ぶにはまだ凄みが足りない様な・・

いずれも5/10都内の公園で撮影

活気づく木立2012/05/11 20:40

活気づく木立
木立が一年の内で最も活気づく頃。
若緑の共演が目にまぶしく映ります。心ゆくまで楽しみたいけれど・・
邪魔なのは過激に変わりやすい空模様。さてこの週末は?。
▲タニウツギの花 若緑にジャストフィットの優しい色合いです。
活気づく木立
▲膨らんだウメの実 この実を目にして思い起こすのはやがて来る雨の季節。
もう少し先のことであって欲しいのですが・・