飛跳ね系は今2012/10/23 20:41

飛跳ね系は今
活発に草原を飛跳ねていたバッタやイナゴも姿を消し始める頃。
この先は生き残った者達の細々とした生活ぶりを目にすることになります。
ここ一週間程の間に目にした種類をピックアップして掲載します。
▲キチキチと派手に飛び回っていたショウリョウバッタの姿はもはや無し。
今僅かに目にするのは、本家のイミテーション・ショウリョウバッタモドキです。
のろのろって言う感じの覇気に欠ける動作は生まれついての物。
厳しさを増す自然環境には、こう言うタイプの方が適しているのかも知れません。
オンブバッタ
オンブバッタは更に輪をかけてしぶとい。
私の観察地では、毎年北風が吹き始める頃までその姿を確認出来ます。
枯れ葉色はまさにその時に備えての装いです。
ホシササキリ
キリギリスの世界も、弱そうなのが最後迄生き延びる図式みたい。
ホシササキリ。小さくて目立たないけれど、意外な程沢山が生息しています。
コバネイナゴ
水辺の草に住むコバネイナゴはたくましく現役続行中です。
ヨシ原で目を凝らすと、葉や穂を食べるシーンを目撃する事が出来ます。
しかし季節の進展は駆け足。水辺に枯れ色が目立ち始めるのも間近と思われます。
今年は何時頃迄こんな姿を目にする事が出来るでしょうか。

※10/15から10/21にかけて都内で撮影