冷え込みが気掛かり ― 2012/11/14 22:41
今夜から明日朝に掛けては今季最低の気温になるとの予報も出ています。
この気象の変化が、爽やかな秋にピリオドを打つ事になりそうな予感がします。
気になるのは秋を生きる昆虫たちの動向なんですが・・ あくまでも雲がひろがる前限定ですが、今の時期のレギュラーメンバーは安泰でした。
クズの葉にいたオオカマキリ。カメラを睨み付ける眼力の強さは相変わらず。
獲物の数も減って厳しさがつのる日々でしょうが、この分だとまだ大丈夫そう。 同じくクズの葉で出会ったハラビロカマキリの雌。
ぷっくりと膨らんだ大きなお腹。産卵と言う大仕事が控えている事を物語っています。
今は最適な場所を探してあちこち移動中と言うことらしい。
”邪魔しないでね” って言う迷惑そうな目つきでしょうか。 すっかり寂しくなったバッタの世界。
そんな中しぶとく生き残ったのは、あまり頑丈そうじゃ無い体形のこんな奴でした。
ショウリョウバッタモドキ。
同じく生き残っているオンブバッタに似て、覇気が感じられないノロノロ派です。
厳しさを増す自然条件の中では、むしろこう言うタイプの方が適応性が高い様です。 日向ぼっこに徹している感じでしたが、アキアカネの姿もそれなりに確認出来ました。
しかし条件的には日々厳しさが増している筈。明日以降の冷え込みが気掛かりです。
※11/14に都内で撮影