いよいよどんづまり ― 2012/11/21 21:20
画面上で対向するのは、全ての葉を落とし丸裸になった木。
その向こうにひろがるのは、やや寒々しさを感じさせる澄んだ青空。
秋もいよいよどんづまり。それを感じさせるシチュエーションが全て整った感じです。 冬姿に変わった木の枝に止まり、やかましくさえずっていたのはモズ。
一寸粗雑に聞こえるその声は、冬枯れの野に欠かせない効果音と言えるかも・・ 同じく代表的な冬鳥と言えるジョウビタキも、例年通り姿を現しました。
今日目撃したのは地味な雌。つぶらな瞳が何とも可愛らしい。
とは言えこれもモズと同様の肉食性。今日も小昆虫の捕獲に精を出していました。 一方昆虫の世界は、ますます黄昏の雰囲気が濃厚です。
繁殖行動を急ぐコバネイナゴのカップル。残された時間はごく僅かと思われます。
※11/21に都内で撮影