空振りだけでは・・ ― 2012/12/05 19:58
目的は、この木で生き続けている褐色型ハラビロカマキリとの出会い。
今日もそれを期待して目を凝らしましたが、空振りでした。 先日褐色型に出会った枝の周辺を見回してみました。その結果がこれ。
ハラビロカマキリが産み落とした複数の卵のうです。
全てがあの褐色型の産物かは?ですが、私としてはそう信じたい気持ちになりました。
あれだけ慎重に産卵場所選びをしていたんだもの。無事目的を果したに違いないと・・ これは三日前の12/2に出会った顔なじみの褐色型です。
どうやらこれが最後の出会いになってしまった様です。
今日はまぁまぁの暖かさだったけれど、厳しい寒さの日が間に挟まったからなぁ・・
ハラビロカマキリの目撃ももはやこれ迄かと思いましたが・・ 同じ木の別の箇所に目を移したらこれがいました。緑色型のハラビロカマキリ。
私にとっては新たな出会いです。
お腹がぷっくり膨らんでいましたので、これから産卵と言う段取りの様です。
さてこの個体とは、後どれ位の期間出会いを続ける事が出来るでしょうか。
かなり心細い気がするのですが・・ 手応えが少なくなった昆虫観察ですが、思わぬ出会いにほっとする瞬間があります。
ここ数日はさっぱりだったアキアカネ。
たった一頭だけでしたが日光浴中の個体に出会えました。
翅の傷みもそれ程ひどくはなく、まだ十分行けそうな感じでした。
これが最後の出会いにならないことを祈るばかり。 もうひとつの嬉しい出会いはショウリョウバッタモドキでした。
人の接近に気づいて逃げさる動作はのろのろ。
およそバッタらしくなかったけれど、それでも出会えただけで幸せでした。
※12/5に都内で撮影