最後に変なのと・・2012/12/08 22:12

最後に変なのと・・
強風に煽られて樹々の葉が散り急ぎ空中を舞った日。
クヌギの木に残っていた葉も、急速にその数を減らしていました。
葉陰にひっそり産みつけられていたハラビロカマキリの卵のうも野ざらしに・・
来春の誕生に向けて眠る新しい生命にも、いよいよ厳しい季節の到来です。
クヌギの落葉
樹下はこの状態です。からからに乾いた落葉が敷き詰められていました。
落葉を踏みしめて歩く感触は今の時期だけのもの。
足裏で感じる冬の訪れと言ったところでしょうか。
マルカメムシ成虫
がさごそと言う音をたてて歩いていたら、嗅覚にぴーんと来るものあり。
落葉に目を落としてみたら、その一枚にマルカメムシが止まっていました。
小形のカメムシですが、例のカメムシ臭の発生源としては決して侮れない存在です。
成虫で越冬する例もあるらしい。この臭いとのお付き合い、まだこの先も続くかも。
コミミズク幼虫
手応えさっぱりの昆虫探し。そろそろ切り上げようと思った時に見つけたのがこれ。
変な形の昆虫として良く取り上げられるコミミズク(ヨコバイの一種)幼虫でした。
幼虫の姿で越冬する種です。
幹にべったり張り付いたこの姿、寒さをしのぐ為の定番ポーズなのかも知れません。
コミミズク幼虫
カメラの接近に気づいて、頼りない足取りで移動し始めました。
ちゃんと目もある足も6本ある。昆虫の一種である事に間違いありません。
コミミズク幼虫
前方からみるとこの通り。定評どおりのおかしな形です。
頭の形なんて正にスコップそのものでした。機能的な必然があるのか無いのか・・
手応えの少ない昆虫観察でしたが、最後にこんな変なのに出会えて満足でした。
やはり歩いてみないことにはね・・

※12/8に都内で撮影