相反する空の下 ― 2012/12/21 22:14
これは今日の午後の空。
次第に厚さを増す雲と冬姿の木が醸し出す雰囲気は限りなく陰鬱でした。
眺めるこちらの気持ちも、重く沈み込んでしまいそう。
(木はメタセコイア) 落ち葉の季節もいよいよ最終盤。
明るい陽射しの下では、それなりの鮮やかさを見せた落ち葉も色を失い始めました。 これは昨日(12/20)の午後の空。
傾きかけた陽が何とも穏やかな色合いで空を染めていました。
同じ冬姿の木とのコラボでも、醸し出す雰囲気は陰鬱とは程遠い柔和さでした。
こんな空がずーっと続くなら冬も悪くはないけれど・・ 冬越しの昆虫達にとっても、穏やかな空から降り注ぐ陽射しの恩恵は絶大です。
コンクリートの壁面で日光浴をしていたのはナナホシテントウの幼虫。
もしかすると。このままここで蛹に変身してしまうかも知れません。 およそ花らしくないヤツデの花。陽射しを浴びて輝いていました。
ちょっぴり花としての面目を保てた感じでしょうか。
※12/20と12/21に都内で撮影