冬木立にて2012/12/27 23:12

冬木立にて
殆どの葉を散らしたスズカケの木(モミジバスズカケノキ)。
完璧な冬姿に変わるのももうすぐですが、その前に束の間の楽しみがあります。
枝から垂れ下がる球形の果実がそれ。小鈴に例えられる面白い形をしています。
でもこの後がいけません。
地上に落ちると ”ふぎゃっ!” と言う感じで形が崩れてしまいます。
天然のクリスマスツリーを楽しむのも今のうち。
落ちない枯れ葉
エノキの木も冬姿への変貌を完了していました。
しかし葉を落としていない枝が1本だけ・・
妙に違和感を感じる光景でした。
クモの卵のう
近づいてみたらこうなっていました。クモの卵のうと思われます。
画像ほぼ中央に白い綿でくるまれた物体が確認出来ます。
葉を組み合わせて、卵のうを護る構造物を創作しています。枝への固定も万全。
親蜘蛛の知恵を感じますが、散らない葉は、冬木立では逆に目立ってしまう存在かも。
獲物を探す野鳥たちの目にどう映るのか、気になる所ではあります。

※12/26と12/27に都内で撮影