春になりきれない野で2013/02/23 21:31

春になりきれない野で
早春に咲く木の花と言えば、まずウメが思い浮かびますが、それだけではありません。
このマンサク(赤いこれはアカバナマンサク)も相当に早起きです。
踊る様に開く花びら。長い冬を乗り越えた喜びを表している様に思えます。
サンシュユの花
固く閉じていた蕾がぱかんと割れて、顔をのぞかせたのはサンシュユの花。
今は遠慮気味ですが、この後弾ける様な咲き方に変って行きます。
別名・春黄金花(ハルコガネバナ)。
その名の通り花盛りの様子はきらびやか。
早春の野に活気を与えてくれるデラックスな色合いです。
野の花ツーショット
木の花は結構賑やかに咲きますが、地表すれすれの野の花はあくまでも控えめ。
目を凝らしてみないと、中々見つからない時期が依然続いています。
今日は目にしたのは、ヒメオドリコソウに寄り添う様に咲いていたオオイヌノフグリ。
さてその会話の内容は?。”今年の寒さは本当にしつこいよねぇ・・” でしょうか。
シロフユエダシャク
翅をひらひらはためかせて飛ぶ物を発見!。
いよいよシジミチョウの仲間の初顔見せかと思い、飛び去る方向を目で追いました。
止まったのは大きな木の幹。かなり高い場所なので急遽望遠レンズに切り替えて一枚。
ターゲットは画像ほぼ中央。この所よく目にする蛾・シロフユエダシャクでした。
飛翔時は結構白っぽく見えたのですが、こうして見ると木肌と見紛う程の地味さです。
シジミチョウとの出会いは又お預け。今年の冬は本当に長いなぁ・・

※2/22と2/23に都内で撮影