花が咲き、蝶は舞う ― 2013/04/16 21:30
今を旬と咲き誇っているのがハナミズキの花。
ただこの花、いささかサービス精神に欠けている気がしてなりません。
高い枝で揃って上向きに咲くので、人が目にするのは裏側の場合が殆どです。
花にとっては ”そんな事、知るかい” なんでしょうが・・ 心を落ち着かせてくれる青紫色の花に思わず見とれてしまいました。
道ばたに咲くアジュガの花。
接近してみるととても面白い形をしています。 アジュガはシソ科の植物。このキランソウも同じ仲間です。
別名ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)。
地面にべったり張り付いて咲くので、そんな奇妙な名前が付けられた様です。
地味に見える紫色ですが、昆虫の色覚へのアピール度は高いのでしょうか。
春に咲く紫色の花って結構多い様に思えます。スミレもそうだし、フジの花も・・ 今季初遭遇のナミアゲハは黄色のタンポポに夢中でした。
翅を慌ただしくはためかせながら、花から花へ忙しく飛び回っていました。
斑紋も動作も派手なアゲハの登場で、蝶の世界もいよいよ本番ステージへ・・
次に出会うのはアオスジアゲハあたりでしょうか。
※4/16に都内で撮影