初夏の雰囲気が・・2013/04/26 22:54

初夏の雰囲気が・・
目に鮮やかな若緑が次第に濃さを増す頃。陽射しも初夏の雰囲気を漂わせ始めました。
葉を多く付けた木の下では、早くも真夏の避暑気分を味わえる程です。
耳に届くのは、ツピーツピーと響くシジュウカラのさえずり。
心地よい今の時期の効果音として、まさにぴったりと言う感じでした。
スズカケの実
軽やかな空気の季節には、軽やかな木の実が似合う。
そんな感じのスズカケの実が枝からいくつも吊り下がっていました。
今はまだまだミニサイズで色も緑色。
これからじっくり時間を掛けて、丸々と太った茶色の秋の実に変身して行きます。
イロハモミジの実
変わり種の木の実と言えば、イロハモミジのそれも結構ユニークです。
赤い羽根の根元に種子が対向して2個収められています。
この羽根がプロペラの役目をして、遠くの場所に種子を軟着陸させるのが狙いらしい。
いわばタンポポの綿毛の樹木版と言ったところでしょうか。
ハナグモ
昆虫の数が増えるに従って、それを狙うハンター・蜘蛛も数を増やしています。
昆虫同様にその種類は膨大。中にはかなりの変わり種もいます。
これはハナグモの一種。注目点は背中の模様です。
まるで人の顔に見えませんか?。目を吊り上げた様なかなりのこわもてです。
緑色だけの体色なら、草との見分けが難しく、昆虫も騙されると思うのですが・・
何でこんな模様を付けるのかなぁと、これを見る度に不思議に思ってしまいます。

※4/26に都内で撮影(蜘蛛のみ4/25に撮影)