夜に見た ― 2013/06/21 17:58
掲載画像は6月に入ってから撮影した ”夜に見た昆虫” です。
▲一時的に大量発生をしたのが、小さなコガネムシ・セマダラコガネ。
集合住宅の灯火を慕って集まった様です。
廊下と言い階段と言い、驚く程の数を確認しました。 開け放った窓から屋内へ侵入する物も多数。
夜中になると、暗闇の中、ガサゴソと動き回るので、気になって安眠出来ない位。
ここに来て、ようやく沈静化した感じです。
でも、この先、他の種類の甲虫の侵入も十分考えられますので、油断出来ません。 通行の少ない階段の踊り場は、昆虫達にとって絶好の安眠場所と言える様です。
特にしとしと雨の日は、雨よけの為、多種が集まり賑やかな状況となります。
この画像でも何かが二つ確認出来ます。 コンクリート壁に張り付いたのはホタルガでした。
黒地に白線がくっきりの一寸アダルトな雰囲気が漂う蛾です。 昼間にこの蛾に出会うのは、こんな風に一寸暗めの繁みの中が殆どです。
一応昼行性の蛾とされていますが、やはり蛾、明る過ぎる場所は苦手な様です。 さて、もう一つ、小窓のアルミサッシに止まっている物の正体は?・・
光線状態もあり、何が何だか良く判りません。 ストロボを当てて見たら、こうなっていました。
茶色い体色の蛾でした。
お尻をくいっと曲げて、立ち上がる様な姿勢が、この蛾の安眠ポーズの様です。
かなりの変わり者ですね。
※本日撮影の画像ではありません(6月中旬に都内で撮影)