しとしと雨の日に2013/10/05 19:37

しとしと雨の日に
芳しくない天気が今日も継続。梅雨時を思わせるしとしと雨で暮れた日。
チカラシバに付いた雨滴の細かさが、今日の雨の性質を如実に物語っていました。
ヤマトシジミ+α
こんな日は昆虫との出会いは到底無理と思うのですが、一応、防滴一眼で探索を・・
意外だったのはシジミチョウの仲間の元気良さ。結構多くが飛び回っていました。
これはエノコログサに止まるヤマトシジミ。お尻を曲げていると言う事は産卵?。
尚、後で気づいたのですが、超極細体形のクモヘリカメムシも写っていました。
オオカマキリの雨宿り
オオカマキリは雨が苦手。葉の繁みに頭を突っ込んで雨を除けていました。
しかし、繁みの奥に鋭い視線を投げ掛けているのは、さすが。
雨宿りの為に、ここに逃げ込んだ他の昆虫にとっては、極めて危険な状況です。
雨に濡れたアキアカネ
今が旬のアキアカネは、しとしと雨にどう対応しているのでしょうか。
実態は、この様に垂直状態で小枝等に止まり、雨が止むのを待つしかない様です。
翅が濡れ、身体も冷えてしまい、今日は餌取りの飛翔も到底出来そうにありません。
多数生息するアカネも、この様な試練を経て徐々に数を減らして行くんでしょうね。
アキアカネが潜む場所
上の画像のアキアカネが止まっていたのは、こんな場所。
多くの葉を残すヤマブキの繁み。画像ほぼ中央にアカネが止まっています。
しかし葉の繁みとは言え、雨を除けるのにも限度がある様に思えます。
更に降り続く場合は、背後の木立に逃げ込むのでしょうか。
カタツムリ
雨の中、昆虫を見つけるのには苦労しましたが、これを見つけるのはごく簡単。
一寸太めの木の幹では、かなり高い確率でこんな姿を目撃する事が出来ました。
雨に強いって言うより、雨が好きって言う感じですね。

※10/5に都内で撮影(D7000/85mm Micro)

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