戻った秋空に2013/10/06 21:20

戻った秋空に
澄み切ったと迄は行かないけれど、まずまずの秋空が戻って来ました。
雨の日にはなりを潜めていたアキアカネもさっそく現場復帰。
”赤とんぼ止まっているよ枝の先” の光景を数多く目にしました。
ナナホシテントウ
ナナホシテントウも、秋の草のガードマンとして業務再開です。
植物の敵・アブラムシを求めて、ここと思えば又あちら。
持ち前の勤勉ぶりを発揮していました。
スズメガ幼虫
草の葉の裏にもう一枚別の葉っぱが・・
・・って言う風にも見えますが、これは植物ではなくて、スズメガの幼虫。
画像右側が頭部。頭を振り振り、猛烈な勢いで葉っぱを食べていました。
天気回復で食欲ももりもりって言う感じ。
ドングリが実った
秋は、木の実の観察を楽しめる季節。
今年も様々なドングリを目にする時期になって来ました。
こんな姿を目にすると、気持ちがほっこりと癒されます。
さて今年はどれ位のバリエーションを目にすることが出来るでしょうか。

※10/6に都内で撮影

高鳴きを初めて・・2013/10/07 20:35

高鳴きを初めて・・
ここ数日の中では最も安定した晴天に恵まれました。気温も十月としては結構高め。
気温上昇の為でしょうか。空には、秋の雲+夏の雲の面白い組み合わせも・・
モズのメス
しかし季節は確実に進展しています。
それを実感したのがこれ。今季初めて耳にするモズの高鳴きでした。
今日目にしたのはメス。高い木の枝に止まり、喧しく縄張り宣言をしていました。
モズのメス
時折、樹下の草地に鋭い視線を投げかけます。
狙っているのは、カナヘビ等の小爬虫類や昆虫と思われます。
この先、鮮やかなハンティング動作も目に出来ればいいのですが・・
ハラビロカマキリの待ち伏せ
見頃を迎えつつあるセイタカアワダチソウは秋の昆虫たちを惹き付ける花。
となれば、それを狙うハンターが現れるのが道理。
花を遠巻きにして、獲物が現れるのを待っていたのはハラビロカマキリのメス。
お腹がぱんぱんに膨れていました。産卵を控え、栄養補給に熱が入っている感じ。
オオカマキリの待ち伏せ
オオカマキリは遠巻きにしてではなくて、花そのものに止まって待機中。
目立ち過ぎてバレバレの様にも思えるのですが、どうなんでしょう。
余計なお世話だって言う感じで睨まれてしまいました。

※10/7に都内で撮影

光の質は秋本番2013/10/08 21:26

光の質は秋本番
夏の戻りを感じさせる暑さが今日も。しかし見上げる空には清々しい秋の雲。
肌と目で感じる季節感のギャップ。それが解消されるのももうすぐと思われます。
キンエノコロ
地上の自然を照らす光線の質の変化でも、秋の深まりを実感する事が出来ます。
アンバー系の色味を帯び始めた斜光が、自然を優しく浮かび上がらせています。
キンエノコロはそんな光が似合う草。この草の観察ポイントはずばり逆光です。
ウラナミシジミ
そのキンエノコロにやって来たのは、ウラナミシジミ。
同系色同士のコラボレーションって言う感じ。しっくりとした組み合わせでした。
コノシメトンボ
水辺で見たコノシメトンボ。
秋の赤とんぼには、やはり秋の光が似合います。
そう言えば、背後の水草もこれ迄の緑一色から黄色系の秋色に変り始めました。
この背景が更に枯れ色に変り始める頃、このとんぼも姿を消してしまう筈です。
オンブバッタ
一方、この先も長いおつきあいになるのが、オンブバッタ。
体色もすっかり枯れ色で、晩秋の野への準備万端って言う感じでした。
今日は何故かセイタカアワダチソウにちょこんと・・一寸おかしな組み合わせ。
他の昆虫の様に花での捕食ではなくて、葉っぱ狙いでやって来たのでしょうか。

※10/8に都内で撮影

そろそろ打ち止めに・・2013/10/09 20:49

そろそろ打ち止めに・・
温帯低気圧に変ったとは言え、台風の威力は絶大。その影響が長く続きました。
上空には激しい雲の流れ、それに伴って吹き付ける生暖かい強風。
全然有り難くない台風の当たり年。そろそろ打ち止めを望みたい気持ちです。
アキアカネのカップル?
アキアカネも、強風に煽られるのを避ける為、餌取り飛翔はお休み。
割と低い草の葉等に止まる姿ばかりでした。
上方、渋い色のがメス、下方、赤いのがオス。
何だか妙によそよそしいので、カップルじゃなくて、ゆきずりの仲かも・・
ナツアカネのオス
近くの小枝にはナツアカネのオスも止まっていました。
この観察地では、何故か今年出会う機会に恵まれなかった赤とんぼです。
もしかして強風に飛ばされて、どこかからやって来た?・・
ナツアカネの鼻面
アキアカネに比べると、赤の鮮やかさが際立ちます。
何しろ鼻面まで徹底して真っ赤っか。
私はこれを見ると、いつもミニトマトを連想してしまいます。
今年も良く熟れましたって言う感じ。

※10/9に都内で撮影

人気抜群の花に2013/10/10 20:41

人気抜群の花に
秋の昆虫にとって、セイタカアワダチソウは何よりの栄養源。
今日も黄色い花を目指していろいろな昆虫が集まっていました。
シジミチョウの中でも、今日特に目立ったのがウラナミシジミでした。
ウラナミシジミ
花の数が多いので、蜜の吸い出はたっぷりって言う感じ。
機嫌を良くして(?)、ちょっぴり翅を開いてくれました。
眼状紋がちらっと・・
ハラナガツチバチ
ハチの中では、ハラナガツチバチの仲間が特にこの花を好む様です。
身体が大きいので、花にしがみつく様なポーズで吸蜜していました。
オオハナアブ
太っちょ体形のこれはハチではなくて、アブ。
お腹に走る太いラインが特徴のオオハナアブです。
この花の蜜にぞっこん。カメラをかなり近づけても逃げません。
コアオハナムグリ
甲虫にとっても、この花は人気抜群です。これはコアオハナムグリ。
この花の咲く所必ずと言っていい位に、登場します。
緑色の物が多いのですが、今日見たこれは赤銅色でした。
アズチグモの待ち伏せ
蜜や花粉を求めて、集まるものが多ければ、当然それを狙うものも・・
花の陰に身を潜めていたのは、アズチグモ。
前脚をひろげて、いつでもいらっしゃいの待ち伏せ体勢でした。
ハラビロカマキリの待ち伏せ
待ち伏せの常連と言えばなんと言ってもこれ。
お腹の大きなハラビロカマキリ雌。逆さまになって待機中でした。
色合い的には完璧に周囲に融け込んでいます。
昆虫が油断して近づいてしまうのも、致し方ないでしょうね。

※10/10と10/9に都内で撮影