何よりも日光浴2013/11/10 19:06

何よりも日光浴
秋を生きる昆虫にとって、陽射しの有無は生命の維持に関わる一大事。
最近の様に、小刻みに変る天候は決して歓迎出来るものではない筈です。
陽射しのない日には、元気者のナナホシテントウもご覧のとおり。
枯れかけたセイタカアワダチソウに潜り込んで、じーっと固まっていました。
ナナホシテントウの日光浴
これは陽射しが豊かな日に良く見る姿。
日向の草の葉にとまり、甲羅干し(?)に専念中です。
日照時間もだいぶ短くなって来ました。
お日様パワーの取り込みは今の内にって言う感じ。
ダンダラテントウの交尾
ダンダラテントウは日光浴と交尾の両方をいっぺんに実行中。
こんな姿を多く見かけますので、繁殖行動も追い込みの時期に入った様です。
ウラギンシジミのメス
ウラギンシジミのメス。普段は余り見せてくれない表翅を惜しげもなく公開中。
よく見ると翅に傷みが結構目立ちます。
繁殖行動を無事終えて、余生をのんびり日向ぼっこで過ごす段階に入ったのかも。
ヤマトシジミのメス
ヤマトシジミのメスも、葉っぱに止まるやいなや、翅を全開に・・
シジミチョウの仲間の表翅をじっくり観察するには、今が最適期と言えそうです。

※本日撮影の画像ではありません(11/6〜11/9にかけて都内で撮影)