真冬のシルエット2014/01/18 22:15

真冬のシルエット
定例観察地のひとつ多摩川河口付近の今日の眺めです。
干潟の水鳥達が冬の陽射しを受け、シルエットとなって浮かび上がっていました。
この画像での多数派はユリカモメ。一羽だけコサギの姿が確認出来ます。
上げ潮のさざ波
東京湾につながる河口に近いこの辺りは、潮の干満の影響を大きく受けます。
私が訪れた時は、丁度上げ潮の時間帯でした。
ひたひたと押し寄せる波。露出していた干潟が見る見る水に浸かって行きます。
干潟のハクセイキレイ
干潟にいたハクセキレイも、上げ潮の気配を感じた様子。
干潟を伝い歩きしての餌取りのスピードが一段とアップしました。
ヨシ原のスズメ
川岸を埋め尽くすヨシ原は、からからに乾いた枯れ色一色の世界。
そこに多数集結していたのがスズメの群れ。
枯れ茎をつついて、中に潜む昆虫を捕食していました。
人が与える餌に群がる事も多いのですが、これが本来あるべき野生の姿。
何だかほっとしました。
モズ
河原に立つ木の枝にモズが止まっていました。
下界を注視して、昆虫等を見つけ次第飛びかかるのがモズの狩りの手法です。
今の時期、昆虫を見つけるのなんて無理じゃないのと考えるのですが・・
案に相違して結構頻繁に飛び降りていました。
身体は小さいけどさすがに猛禽類。私なんかとは目の性能が全然違う様です。

※1/18に都内・多摩川河口付近で撮影