擬態でがんばる ― 2014/07/10 21:17
その名はオオモモブトスカシバ。空中停止のホバリング飛翔をする蛾の一種です。
ド派手な体色はおそらく凶暴なハチへの擬態。確かに一瞬ひやりとさせられます。 でもちょっとオーバーデコレーションの様に思えます。
横から見ても判る様に全身毛むくじゃら。こんなに毛だらけのハチはいませんね。 ハチに擬態して身を護ろうとする昆虫はこの他にも沢山。
ヨツスジトラカミキリもその一つ。ずばりハチに激似の体色で勝負って言う感じ。
確かにちょっと見には、胴長のアシナガバチと見間違えられそうです。
素性を知っている私としては、全然怖がらずに近寄りましたが・・ ハチへの擬態関連ではないのですが今季初遭遇をもう一つ。コカマキリの幼虫。
渋い褐色系の体色のせいか、身体の小ささの割には凄みを感じさせる幼虫です。
成長しても、オオカマキリやハラビロカマキリに比べるとずーっと小柄。
でも幼虫の時期には体格的な有意差はありません。闘争ポーズもばっちり。
※7/10に都内で撮影