まず状況確認2014/10/05 21:54

まず状況確認
マクロレンズでの昆虫撮影では、得てして物の見方が近視眼的になりがちです。
この画像でも背中の茶色いオオカマキリに焦点を合わせて一枚。
でも、帰宅後PC画面で確認したら、前方やや右に緑色の同種個体が写っていました。
茶色のオスが緑色のメスに、求愛モーションをかけようか思案中の一コマだった訳。
撮影時にそれが判っていたら、事の成り行きを更に追ってみたんだけど・・
レンズに頼らず、肉眼でまず状況確認。これが何より大切と感じた一枚でした。
ツユムシ
しかし、まずは状況確認と言っても、相手は環境に巧みに融け込む擬態の名手。
例えばこれ。セイタカアワダチソウに止まるツユムシです。
虫自体は大きめなんですが、色合い的には草の緑とほぼ同一。
動きの緩慢な昆虫なので、余計に発見が難しい。
首尾よく見つけた時の ”やったね” 感覚が撮影の醍醐味でもあるんですが・・
ウラギンシジミのオス
枯葉に止まっていたウラギンシジミのオス。
これ位鮮やかな色で周囲から浮き上がっていると、見つけるのは簡単です。
でもこう言う派手なのに限って逃げ足が速い。この撮影の直後、飛び去りました。
中々思う様には行きません。

※本日撮影の画像ではありません(10/4に都内で撮影)