冷たい雨の後 ― 2014/11/27 20:42
気温の著しい低下を伴った雨は、樹々の冬姿への変身を一気に加速させた様です。 クヌギの樹下には散り落ちた葉が敷き詰められ、下草の緑を覆い隠していました。 そんな中、落ち葉の隙間から遠慮気味に顔を覗かせていたのはタンポポ。
季節を問わずその姿を見せる、ある意味最強とも言える野の花。
この先、落ち葉の養分を吸収して、元気に咲く姿を目に出来る筈です。 冷たい雨の後だけに、細々と生き続ける昆虫達の動向が気掛かりでした。
生存確認が出来て、ほっと一息だったのはアキアカネ。
地べたすれすれに止まる姿ばかりでしたが、それなりの数を確認出来ました。 コバネイナゴもまだ大丈夫。
輻射熱で暖をとろうと言うのでしょうか。一寸目立つ場所に止まっていました。
※11/27に都内で撮影