何か匂う2014/12/09 21:56

何か匂う
公園樹の伐採木を積み重ねた場所に近づくにつれて、何か匂う。
私にとっては馴染みのある匂いと言う事で、近づいて目を凝らしてみたら・・
マルカメムシの日向ぼっこ
やはりいました!匂いの発生源・マルカメムシ。木の切り口に身を寄せてひっそり。
成虫での越冬が可能な種と言われています。
今日の様な陽射したっぷりの日は、日向ぼっこに専念し体力維持を図っている模様。
越冬は集団で行う事が多いらしい。漂う匂いの強さからも、その可能性は大。
今後もこの場所は、私にとっての要観察ポイントです。
ハラビロカマキリの日向ぼっこ
陽が良く当たる木の幹では、ハラビロカマキリのメスが日向ぼっこ中でした。
注目点は背中。小さなハエがちょこんと乗っかって、同じく日向ぼっこ中。
怖いもの知らずと言うか、何と言うか・・
乗っかられたカマキリにとっても、獲物捕獲より日向ぼっこが優先らしいけど・・
モズのはやにえ
一方餌取りに大忙しなのが、ここに来て一気に数を増やした野鳥たち。
それを物語るのがこれ。枯れ木の鋭い枝に突き刺さったカナヘビです。
これをやった犯人はモズ。今の時期に良く見られるはやにえと言う貯食行動です。
捕らえた獲物をこの様に一旦保管しておいて、後でゆっくり食べようと言う算段。
食料が乏しくなる真冬に備えての賢い行動です。
でも、こうして保管したのを忘れてしまう事も多いみたいですが・・

※12/9に都内で撮影