冬越しを観察2015/01/09 21:17

冬越しを観察
見上げる高さのヤナギの細枝に怪しい物体を発見。
目を凝らして見たら、ハラビロカマキリの卵鞘でした。
樹上性カマキリなので木に産み付けるのは判るけど、なんでこんな不安定な場所に?。
しっかりした場所だと、野鳥などに襲われる可能性大との見立てでしょうか。
これはこれで、親虫としての知恵を絞っての選択なのかも。
中に眠る次世代の命、風にゆらゆら揺れての越冬となります。
チョウセンカマキリの卵鞘
ユキヤナギの枝にはチョウセンカマキリの卵鞘が産み付けられていました。
がっちりと安定した場所で、方角的にも南向き。ぬくぬく気分での越冬となりそう。
とは言え、外敵に襲われる可能性はヤナギの細枝よりは遥かに大きい筈。
さて、親虫の場所選びが、吉と出るか凶と出るか??・・
アオスジアゲハのさなぎ
去年12月中旬から興味を持って見つめてきたアオスジアゲハの蛹の今日の姿です。
右上にあるのが発見時の姿。イタドリの枯葉に護られる様に引っ付いていました。
頼りの葉っぱは既になく、細い糸で枯枝につり下がっている状態でした。
更に体の側面に黒点が透けて見えていました。寄生バエ等の仕業かも知れません。
楽しみにしていたこの蛹でしたが、春になっての羽化は絶望的かも・・

※1/9に都内で撮影