お立ち台にて2015/01/31 20:10

お立ち台にて
公園の池の畔に立つ標識杭は野鳥たちにとって、絶好のお立ち台となっています。
ここから地表を観察。餌らしき物を見つけると、それって言う感じで飛び降ります。
これはジョウビタキのメス。
ころっとした体形、白い縁取りのあるまんまる目。なんとも可愛らしい小鳥です。
こんなに小さいのに立派な渡り鳥。遥々北方から飛来し、長い冬を当地で過ごします。
ジョウビタキのメス
杭の上に止まっていると結構目立ちますが、地表に降りるとこの通り。
枯れ草に紛れて、途端に見分けが難しくなります。絶妙な擬態色ですね。
漁る餌は昆虫や蜘蛛など、その他、木の実や草の実も好む様です。
このシーンでは地表に落ちた木の実を食べていました。
モズのオス
次にお立ち台に降り立ったのは、モズのオスでした。
独特のポーズ・お尻の羽根をフリフリして、ここは俺の場所だよと自己主張中。
先がカギ状に曲がった嘴が、猛禽類の端くれであることの証明です。
これが現れると同時に、ジョウビタキのメスはどこかに飛び去ってしまいました。
乱暴な奴って言うのは、しっかり判っているんですね。

※1/31に都内で撮影