梅雨入り間近の昆虫記2015/06/02 21:36

梅雨入り間近の昆虫記
九州地方の梅雨入りが発表された日。
東京では、それとは全く無縁な感じの爽やかな空が広がりました。
眺めていると気分がすっきり。しかしこんな空もそろそろ見納めでしょうか。
ハラビロカマキリの幼虫
近づく雨の季節のその先には、灼けつく陽射しが降り注ぐ日々が訪れます。
草むらでは、その日に向けた幼い命の誕生が依然続いています。
ギシギシに止まっていたのは、ハラビロカマキリの幼虫。
お尻をくいっと曲げたこの姿は、幼虫時代に見せる独特のポーズ。
今年も例年通り急角度でした。
ナナフシモドキ
ハラビロカマキリの幼虫は、極めて威勢のいい姿。
一方、ナナフシモドキは相変わらずの脱力ポーズで草むらを徘徊中でした。
とは言え、体はかなり大きくなりましたので、真夏への準備は万全か・・
クロイトトンボの目
水辺では夏の主役・トンボたちの賑わいが、いよいよ本格的になって来ました。
大きいのもいますが、小さくて細いのも・・これはクロイトトンボの上半身。
ぎらっと輝く青い点を持つ目が、ちょっと不気味な雰囲気を漂わせていました。
この先も、様々なトンボが持つ個性に迫って行きたい気持ちに・・

※6/2に都内で撮影

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