近づく災難に・・2015/06/12 21:52

近づく災難に・・
公園の片隅にある草の繁み。まさに伸び放題と言う感じの盛況ぶりですが・・
こんな眺めも今の内。強力な除草作業が入るのも間近と思われます。
そんな予測に基づき、個々の葉に目を凝らして見ると・・
オンブバッタの幼虫
ここに生まれ、ここで大きくなろうとしている幼虫たちの姿が多数。
これはオンブバッタの幼虫。秋が深まる頃迄目にできる息の長いバッタです。
とにかく今は極小だし、色も完璧な保護色なので見分けが難しい。
でも元気一杯、ピンピンと・・
サトクダマキモドキの幼虫
もそもそと、のろまな動きを見せていたのは、サトクダマキモドキの若齢幼虫。
ツユムシの一種で、成長すると4cmを超える程になりますが、今は超ミニサイズ。
秋風が吹く頃に、立派に成長した姿を目にできる筈です。
シャクガの幼虫
芋虫世代の物も多数。これはシャクガの一種でしょうか。
葉っぱに細い糸を張って、得意のポーズで固まっていました。
さて、これらの幼い命、間近に迫った災難=除草の事は全く想定外でしょうね。
昆虫撮影をする立場からは、難を逃れ生き延びてくれる事を望みたいのですが・・
公園の運営管理上はねぇ・・

※6/12に都内で撮影