理想的な梅雨晴れに2015/06/20 20:07

理想的な梅雨晴れに
昨日の梅雨空から一転、すかっとした青空の理想的な梅雨晴れに恵まれました。
その空に向かってこんもりと盛り上がっていた小山。しかしここは都区部某所。
当然の事ながら山ではなく、野草クズが大きな木に絡みついて創り出した風景です。
クズの蔓、突きあがる
他の草や木に絡みついて勢力分布を拡大するクズ。
ここにも空に突きあがる蔓が一本。さて次はどの木にしようかな?・・
絡みつかれる立場からすればとんだ災難。
旺盛な繁茂力を秘めたクズの迷惑行動、この先もますます盛んになりそうです。
ハラビロカマキリの幼虫
梅雨晴れの陽射しを受けて、ハラビロカマキリ幼虫の影が葉っぱの上にくっきり。
この幼虫はその影をじっと見つめていました。もしかして獲物と勘違いしてる?・・
天性の狩猟者。まさかそんな事はない筈ですが、この姿からそんな想像をふと・・
ウラナミアカシジミ
やや草いきれを感じさせる草むらで見たウラナミアカシジミ。
私にとっては、この観察地では初遭遇のシジミチョウです。
しかしこの個体、特徴でもある尾状突起が欠けているし、斑紋も色あせ気味。
既にこの地で長く生息していたのかも知れません。
この蝶の出現期は初夏限定。出会うのが一寸遅かったなぁと・・

※6/20に都内で撮影