陽射しが燦々の日に・・ ― 2015/11/27 20:41
・・となれば、こんな日を待ち望んでいたもの達も俄然活気づくのが道理。
曇りや雨の日には、どこかに身を隠していたアキアカネも勇躍再登場です。
とは言え、一時の様に元気に飛び回る事はなく、総じてこんな姿ばかり。
木の幹の陽射しを目一杯受けられる場所で翅休め。太陽光パワーを充電中でした。 もう一つの定番翅休め場所が、この様に枯れ草が敷き詰められた地表です。
太陽の方向に背中を向けて、甲羅干し中?・・
こんな日が長く続けば、アキアカネの存命期間も更に延長されそうな気がします。
観察者としても、是非そうなってほしいところ・・ ぼちぼち紅葉が始まったユキヤナギの繁みでは、予想外の出会いが・・
繁みの奥に頭を突っ込む形で、オオカマキリの雌が止まっていました。
長い間見かけなかったので、既に絶滅したかと思っていたのですが、まだまだ。
このポーズから察するに、繁みの奥の最適な産卵場所を探索中の様に思えました。
お日様パワーを浴びて、にわかに産気づいたので、急がなきゃって言う事かも・・ 近くの葉っぱをかき分けて見たら、既に産み落とされた卵鞘を数個確認出来ました。
皆、葉っぱに隠れる様な巧妙な場所に産み付けられていました。
次世代の無事な誕生を期す為、外敵の目から逃れられる安全な場所を選ぶ。
そんな親心を感じる作品ばかり。残忍な印象のカマキリも根は優しいんだなぁと・・
※11/27に都内で撮影