結構たくさんいた! ― 2015/12/12 19:32
しかしエリア超限定ですが、意外な程の成果に恵まれました。
場所はセイタカアワダチソウの群落、対象昆虫はナミテントウでした。
背中の紋様に様々なバリエーションがあるのがこの種の特徴。
これは今日見た中で最も複雑なパターンです。
ナナホシテントウ似ですが、星の数ではこちらが断然圧勝って言う感じ。 葉っぱに止まっていたのは、黒地に赤紋四つ。ぐっとシンプルです。 茎に止まっていたのは、更にシンプル。黒地に赤紋二つだけ。
何か全然違う種類に見えますが、以上全てが同じナミテントウの仲間です。
”並み” なんて名前が付いていますが、決して並みじゃないですね、このテントウ。 セイタカアワダチソウに、なぜこれだけ集結しているのかと言う理由がこれ。
枯れかかっているにも拘わらず、ナミテントウの好物アブラムシが依然寄生中です。
生物農薬・ナミテントウの活躍の場ここにありって言う訳。
それだけでなく、日向ぼっこにも最適な場所としても重宝している様です。
この先、厳しい寒さの冬を、成虫のまま乗り越えなくちゃいけないからね・・ ナミテントウにとって、セイタカアワダチソウは正にアイドル的な存在の様です。
でも、揃って枯れ果ててしまうのも、そう先の事ではない筈。
そうなった場合、生活の場をどこに求めるんだろう?。
そのあたりもこの先の観察テーマにしてみたいなと・・
※12/12に都内で撮影