産院ユキヤナギ2015/12/26 20:06

産院ユキヤナギ
樹々の紅葉は既にピークを過ぎましたが、時間差をもって見頃を迎えている木も・・
それは、低木・ユキヤナギ。
個々の葉は小柄ですが、数多くが密集するので、その鮮やかさはかなりのもの。
彩りを失いつつある師走の自然の中では、ひときわ目を惹く存在となっています。
そしてこの木には、もう一つ私の目を惹くポイントが・・
オオカマキリの卵鞘
それは、ある昆虫の冬越しの姿を沢山目に出来る事。
その昆虫とはカマキリ。様々な種類が産卵の好適場所としてこの木を利用します。
いわばカマキリ達の産院って言ったところか・・
枝葉が複雑に入り組んでいる為、卵鞘を外敵の目から上手く隠せる利点があるみたい。
と言う訳で、葉っぱ掻き分けて探す事になりますが、今日もそれなりに成果あり。
まず最初に見つけたのがオオカマキリの卵鞘。どっしり安定の釣鐘型でした。
チョウセンカマキリの卵鞘
これは、チョウセンカマキリが産み落としたもの。
オオカマキリのそれとは全く違うスリムさです。
チョウセンカマキリの卵鞘、どっしり安定
別の枝にもひとつ。
周囲の葉っぱを上手に巻き込んで卵鞘を安定させているのはさすがですね。
これなら、冬の雨や風、それに雪に晒されても大丈夫そう。
ハラビロカマキリの卵鞘
最後に見つけたのは、くちゃっとひしゃげた形状の超ミニサイズの卵鞘でした。
細部をよく見ると、ハラビロカマキリの卵鞘の特徴が見て取れます。
それにしても、なんでこんなに小さいの?。
もしかすると、これを産み落とした雌にとっての打ち止めの産卵だったのかも・・
もうおしまいかと思ったけど、まだお腹に残ってるみたいなので追加でポチッと・・
そんな面白い場面を想像してしまいました。
さてこの小さな卵鞘の中に、春を待つ幼い命が、いったい幾つ眠っている事やら・・

※12/26に都内で撮影

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