冬の野で叫ぶ2015/12/29 20:25

冬の野で叫ぶ
冬の野で見つけたちょっと面白いものを二点。
私はこれを見た瞬間に、ある有名な絵を思い浮かべてしまいました。
それはノルウェーの画家ムンクの「叫び」。昔、鎌倉の美術館で実物を目にしました。
さてこの奇怪な物の正体とは・・
ハンノキに付いたイラガの繭
少し離れた所から別角度で撮影した一枚です。
かんざし状の雄花序が目立つハンノキの枝に取り付いている楕円形の物がそれ。
おおよさ察しが付きますが、これはある昆虫の冬越しの姿。
その昆虫はイラガ(蛾)。やがて生まれて来る新しい命が潜んでいる繭です。
この繭を割って誕生する幼虫は、結構な嫌われ者。
形態は毛虫で、その毒針に触れると、飛び上がる程の猛烈な痛みに襲われるとか・・
そんな訳で付いた俗名が「デンキムシ」。つまりビリビリ来る訳ね・・
ちょっと面白いなぁと見て楽しむのは、今の時期限定の様です。
困ったなぁ状態の綿毛
次に見た面白いものは、近くの木の枝で見つけた ”困ったちゃん”。
何の綿毛かは?ですが、風に乗って飛んで来たのはいいけれど、ここに不時着の態。
”もう一度飛び上がりたいよぉ” と、天を仰いでいる様に見えました。
まぁそんなに心配しなくても、次の強い風が吹けばきっと・・
今度はうまく地上に降りたてるといいけどね。でも所詮風任せだからなぁ・・

※12/29に都内で撮影