シンメトリーな美2016/01/13 19:35

シンメトリーな美
旬の時を迎え、多摩川河口付近では、冬の水鳥達が賑わいを増しています。
その中でも最も多数派と言える存在がユリカモメ。
これは、入江沿いの鉄柵に止まって日向ぼっこの一コマです。
中央の二羽は、背中に顔を潜らせるぬくぬくポーズをとっていました。
遅まきながら訪れた冬らしい寒さへの対策でしょうか。
セイタカシギ
河口付近の水面は、潮の満ち干の影響を大きく受けます。
干潮時、さざ波さえ立たない川面は鏡の様に滑らかでした。
そこで目にしたのは、水鳥達のシンメトリーな光景。
これはセイタカシギ。鋭い嘴を水中に向けて獲物を探っています。
ところで、この鳥の目には自分の姿がくっきりと映っている筈。
”なんか変な奴が自分と睨めっこしてるぞ” なんて不思議がらないのかなぁ・・
コサギ
眩しい程に白いコサギも、シンメトリーな美の体現者。
水中の餌を狙うのではなく、じっと遠くを見つめていました。
餌をたっぷり食べたので、しばらく腹ごなし中?。
ダイサギは大騒ぎ
ダイサギはシンメトリーな美どころではなく、水をバチャバチャかき乱して大騒ぎ。
どうやら同じ魚の取合い合戦を始めたみたい。
勝負は、この様子から見て、左側の勝ちとなった様です。

※1/13に都内・多摩川河口付近で撮影