自然界の節理が・・2016/04/21 21:06

自然界の節理が・・
今の時期の草むらの主役とも言えるのがキリギリス科の幼虫達です。
小さい上に、草の色に良く馴染む体色なので、数が多い割に見つけるのは結構大変。
コツとしては、咲き揃った花の上に視線を注ぐ事。
花をムシャムシャかじる姿を、かなりの高確率で目にする事が出来ます。
これは、不思議な形をしたヘラオオバコの花に止まるヤブキリ幼虫です。
タンポポとヤブキリ幼虫
丸坊主になったタンポポの花にも、ヤブキリ幼虫がちょこんと・・
成長につれて、他の昆虫を襲う肉食性に変わりますが、今は完璧なベジタリアン。
現状、とにかく半端じゃないくらいの数が草むらに生息しています。
様々な花にとっては、大変困った状況にある事は間違いありません。
ヤブキリの脱皮殻
草むらのあちこちで、こんな脱皮殻を目にする事も出来ます。
成虫になる為のステップを、それぞれが順調に歩んでいる様に思えるのですが・・
蜘蛛に捕らえられたヤブキリ幼虫
そんなに安易に事が運ばないのが、自然界の節理です。
数が異常に多いものは、淘汰されるのが定めなんでしょうか。
これは小形蜘蛛に捕らえられた幼虫です。
花から花へ、飛び移ろうとした瞬間に、目に見えぬ網に掛かってしまったらしい。
これは、絶命のほんの一例です。
様々な罠が働いて、草むらがキリギリス科の成虫だらけになる事を防ぐんでしょうね。
自然はやはり厳しい。

※4/21と4/20に都内で撮影