随分長かったなぁ・・2016/04/25 21:19

随分長かったなぁ・・
以前から気に掛けて定期的に観察してきた水辺のハンノキ。
太枝に、ヨコヅナサシガメの幼虫がびっしり群れて集団越冬を続けて来た木です。
長い間、変化がなかったのですが、ここに来て急展開の様相に・・
これは今日4/25の様子です。
まだ幼虫体形の物もいますが、中には既に最終脱皮を終えて成虫になった物も・・
この画像ほぼ中央、上下に二匹並んでいるのがそれ。
体も一回り大きいし、白黒二色が主体の配色も周囲の幼虫とは異なります。
実はこの画像には前段階があります。下に掲載します。
ヨコヅナサシガメ・最終脱皮直後
これは昨日4/24に同じ太枝で目にした光景です。
注目はこのレッドカラーの個体。一目見てドキッとする様な凄い色でした。
実はこれ幼虫から脱皮した直後にだけ現れる時間限定の体色なんだとか。
体が固まるにつれて、今日見た様な白黒二色の地味な色に変わってしまうそうです。
今日も、目を凝らして辺りを見回しましたが、このレッド個体は確認出来ず。
オトナの色への色変換は、ほんとにあっと言う間に完了してしまう様です。
ヨコヅナサシガメ幼虫の集団越冬
参考に昨年11/23に、同所で撮影した越冬風景を同日ブログから引用掲載します。
太枝の窪みが黒く染まる程に小さな幼虫が身を寄せ合っていました。
それから5ヶ月の日々を経て、今回の急展開に至った訳ですね。
随分長かったなぁ・・

※4/25と4/24に都内で撮影(参考画像は2015/11/23に撮影)