生まれ故郷離れがたし ― 2016/04/29 21:32
観察地の緑も活き活きと輝いていました。
そんな草原をのんびり散歩していたのは、カルガモ夫婦。
”こんな日がずーっと続くといいね” って言う感じ。 この時期ならではの、目にしみる若緑のラッシュが始まっています。
そんな中、僅かですが、去年の秋の名残の枯れ草も・・
その一つ、枯れきったセイタカアワダチソウのてっぺんに見慣れないトンボが・・ 初夏のトンボ・ヨツボシトンボでした。
名前の四つ星は、翅の上に配された四つの黒い斑紋に由来します。
このアングルだと、その事が確認出来ます。でも明瞭度がイマイチ。
止まっているのがモジャモジャの枯れ草だからしようがないですね。 さて、定例観察スポット・水辺のハンノキはどうなっているかなと・・
ヨコヅナサシガメの幼虫が、集団で越冬生活をしてきた木です。
これは今日午後の様子。この通り最終脱皮を済ませた成虫の数が更に増えていました。
デカ物が増えたので、冬を過ごした太枝の窪みに、もはや全員が収まりきりません。
でも、こうしてその窪みに身を寄せ合うと言う事は・・
生まれ故郷離れがたしって言う事なんでしょうか。その気持ち、なんか判るなぁ・・
※この画像はOLYMPUS TG-4にフラッシュディフューザーFD-1を装着して撮影。
※4/29に都内で撮影