ひっそりと過密と・・ ― 2016/07/08 21:12
ひっそりとしたシーンもあるし、賑やか過ぎてちょっと腰がひけるのもあるし・・
これはひっそりシーンの極め付け。大きな木の幹で見たニイニイゼミの抜け殻です。
・・って言うのは誤りで、これは抜け殻ではなくて、まだ中身あり。
ゆっくりゆっくり脚を動かしながら、上を目指して昇って行きました。
殻が割れて新しい命が誕生するのは、夕闇が迫る頃でしょうか。
セミの誕生は人知れずひっそりと・・でも鳴き声の方はアピール度十分。
そのギャップの大きさが何とも面白い。 これは中程度の賑やかさ。樹液を求めて木の幹に集まった甲虫の集団です。
現状では、全員に行き渡る程の樹液噴出はまだ望めない様子。
頭をぶつけ合ったり、背中に乗っかったり・・小競り合いの連続でした。
しかしこれでも平穏な方。
同じく樹液大好きなスズメバチが加わると、とてもとてもこんな物では・・
そんな混乱シーンを目にするのも、そう先の事ではない筈です。 今日目にした中で最も賑やかだったのがこれ・・って言うか気味悪い程ですね。
ミツバチの大集団。何が何やらって言う感じの密集ぶりです。
これを目にしたのは大きな木の幹に出来た窪み。
この群衆の下には、大きな蜂の巣が潜んでいる様です。
集団行動を旨とする昆虫の代表格がハチ。でも、こう迄するとはね・・ 少し遠ざかってみるとこんな様子です。
※この巣の存在は、観察現場で良くお会いするKojeeeさんに教えて頂きました。
Kojeeeさんのブログ・東京昆虫記は、右のブックマーク欄でご紹介しています。
※7/8に都内で撮影