日陰と日向で・・ ― 2016/08/01 20:33
太い木の幹から唐突に生え出した葉っぱの様にも見えますが、実はこれも昆虫。
セミの親戚筋に当たるアオバハゴロモです。
本家同様に木の幹に取り付いて、中の汁を吸い出す食性を持つ小さな昆虫です。
セミの様に大声で鳴き叫ぶ事もないし、じーっと静止したその姿は至って控えめ。
涼やかな体色のせいもあり、真夏の昆虫の中ではクール度高ランクって言う感じ。 アオバハゴロモの居場所は、木立の中の日陰部分。
一方こちらはギラつく陽射しが容赦なく降り注ぐ草むらです。
カメラを意識したファイティングポーズをとるコカマキリ幼虫。
真夏に成長期を迎える幼虫にとって、強い陽射しは必要不可欠なエネルギー源? 。
逃げも隠れもしないその姿には、早く大きくなりたいと言う意思が感じられました。
日焼けしないようにね・・って言うか、既にもうしてるか。
※8/1に都内で撮影