仲良しカップルの冬2016/12/15 20:25

仲良しカップルの冬
葉を散らし尽くしたカエデの木で目にした仲良しカップル(?)のスナップです。
陽射しが豊かに降り注ぐ、幹の南に面した側に止まる二つの物体。
上はハラビロカマキリの卵鞘、下は言う迄もなくナナホシテントウ成虫ですね。
これこそまさに冬の昆虫世界を象徴する光景と言えます。
卵鞘はしっかり幹に張り付いて、中に眠る幼い命を暖かく守る役目を遂行中。
テントウは生身のままで越冬中なので、日向ぼっこでエネルギーを補給中と言う訳。
ナナホシテントウの日向ぼっこ
テントウについては、数匹がこの木で同様の日向ぼっこ態勢をとっていました。
これは、正に最適な個所を見つけて、ヌクヌク中の一匹。
ゴツゴツした木肌の窪みにしっかりはまり込んで、安定感抜群って言う感じ。
”寒い冬は、やっぱここでこうしてるのがいいわ” って言う事みたい。
この先も、こんな穏やかな晴れ日が長く続くといいんだけどね・・

※12/15に都内で撮影