・・の命は短くて2017/07/07 21:25

・・の命は短くて
梅雨晴れのまぶしい陽射しを避ける様に、木蔭の草の葉に止まっていた黒い蝶。
色が落ちてしまったボロボロの翅を持つジャコウアゲハでした。何とも痛々しい。
この春に誕生し、優美な黒い翅を羽ばたかせて飛び回った結果と思われます。
花の命は短くて・・そこに来る蝶の命も同じくなんだなぁと・・
キマダラセセリ
同じく日陰を好む様に、林間の樹下で翅休めしていたセセリチョウ。
梅雨入り頃に決まって姿を現わすキマダラセセリでした。
地味な色合いのものが多いセセリチョウの中では異色とも言えるハデハデな斑紋。
それもだいぶくすんで、既に生彩を失ってしまった感じでした。
感覚的には、ついこの間始まったばかりと思っていた昆虫の季節。
そんな感覚は置き去り、猛スピードで進んでいる事を実感させられた蝶二羽でした。

※本日撮影の画像ではありません(7/6に都内で撮影)