水滴を楽しむ2017/08/14 20:35

水滴を楽しむ
梅雨の再来を思わせる様な細い雨が降ったり止んだり・・
こういう雨の日には、野草に宿る水滴のバリエーションを楽しむ事が出来ます。
まずは圧倒的多数の面白さ。
秋本番を間近にして、数を増して来たエノコログサにつく水滴です。
個々には小さな水滴だけど、これだけまとまれば、それなりの重さになるはず。
穂のうなだれ具合が、晴れた日のそれとは明らかに違いました。
葉っぱの上に宙玉?・・
細長い草の葉の先端では、最近話題になっている宙玉レンズを連想させる光景が・・
大粒の水滴の中に、向こう側の景色が写り込んでいました。
茶色は地面の色、緑色はそこに生えた野草の葉。魚眼効果でかなり歪んでますね。
私はこれを見た瞬間、昔、駄菓子屋で買ったあんこ玉を思い浮かべてしまいました。
五円玉だったか、十円玉だったかを握りしめて、”頂戴な” って・・
ハムシ、水滴に戸惑う?・・
濃紺色の小さなハムシが細長い葉っぱの上でひっそり。動くに動けずって言う感じ。
自分よりも大きな水滴も散乱するこの場所の雰囲気に戸惑っていたのかも・・
秋晴れって言うイメージが先行する秋ですが、実際は降る雨の量もそれなりに多い。
いまからこんな調子じゃ、秋の日々を元気に過ごすのはきびしいかもよ・・
(トゲアシクビボソハムシと推定)

※8/14に都内で撮影

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