高等擬態術?2017/09/13 22:11

高等擬態術?
秋の情緒を盛り上げるものの一つが、草むらから耳に届く虫の声。
それぞれが、独特な声質、節回しで、秋の歌を歌いあげています。
そんな中、急激に数を増やし、主役の座に収まろうかと言う勢いなのが、これ。
外来種・アオマツムシです。歌声は、リリリリリ・・と甲高い。
歌声としてはまぁまぁだけど、その姿の方は・・
見る側の主観によると想いますが、今ひとつ秋の風情に似つかわしくない様な・・
”緑色のゴキブリを見た!” なんて、ひどい事を言う人もいるらしい。
アオマツムシの背中
背中側に回ってディテールを観察してみたら、思わぬ発見が・・
昆虫では、この角度からみると、左右対称のパターンとなっているのが通例です。
でも、渦巻き状の線が走るこのパターンって、グチャグチャで、いい加減じゃぁ・・
左右対称で整い過ぎてたら、全然擬態にならないのよって言う事かも。
なるほど、そんな高等擬態術の成果もあって、近頃、数を増やしているのかぁ・・

※9/13に都内で撮影

コメント

トラックバック