ちょっとヘンテコリン2017/09/29 20:44

ちょっとヘンテコリン
久しぶりに戻って来たスカッとした青空。浮かぶ雲もすっかり秋型に変わりました。
昨日までは、辛うじて耳にする事が出来たセミの声もバッタリ。
9月もあと一日。この先、夏の名残と言える物が急速に姿を消して行く筈です。
イソカネタタキ(推定)
自然界の音源は、セミに代わって、秋に鳴く虫が主役の座を占めて行きます。
しかしセミと違って、声はすれどもその姿はいずこ?って言う位の奥ゆかしさ。
と言う訳で、殆ど諦めているのですが、今日は、その内の一つに遭遇しました。
林間に生える下草の茎に止まっていた、お腹ぷっくりのヘンテコリンな奴。
鉦を叩く様な鳴き声を響かせるカネタタキの仲間と思われます。
これは体の特徴からみて、イソカネタタキと呼ばれる種でしょうか。
一言で言うと、鳴く虫にしてはブサイクだなぁ・・って随分失礼な言い方ですね。
マメノメイガの休息ポーズ
同じ下草の繁みで出逢ったこれは、ちょっとヘンテコリンだけど、格好いい。
蛾の仲間のマメノメイガ。この様に葉裏に逆さまに止まるのがこの種の流儀です。
何でそうするの?って思いますが、羽根を広げた猛禽類の様にも見えて格好いい。
こんな風変わりな蛾に多く出会えるのも秋ならでは。
それもこの先の自然観察での楽しみです。

※9/29に都内で撮影

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