こうでなくちゃね2017/11/01 19:38

こうでなくちゃね
秋の空はやっぱりこうでなくちゃね!・・
そんな感じの爽やかな空を楽しめた日。
サクラ並木も色づき始めて、秋の深まりを告げていました。
モミジバフウの紅葉
更に鮮やかな色づきを見せていたのが、モミジバフウの紅葉でした。
スカイブルーの背景との対比で目に眩しいくらい。
現時点でのベストな組みあわせって言えるでしょうか。
秋空とアキアカネ
空と樹木のコラボにより秋の風情を楽しめましたが、まだ少し欲求不満が・・
”やっぱりあれを目にしないとね” って、目を凝らした結果、いました!。
枝先にとまるアキアカネ。秋らしい空にベストマッチって言う感じ。
”おーい、そこから何が見えるんだい” って声を掛けたい気分に・・
秋色に染まるアキアカネ
望遠レンズで、アングルを変えて引き寄せたショットがこれ。
秋色に染まる赤とんぼって言う雰囲気が感じられる様に思えるのですが・・
一時に比べだいぶ数は減ってしまいましたが、まだそれなりの数が生存中みたい。
この先も、色々なシチュエーションでの撮影を楽しめればいいのですが・・

※11/1に都内で撮影

バッタ目の現状2017/11/02 21:52

バッタ目の現状
冬の足音が近づきつつある今、草むらの常連達も急速に数を減らしています。
特に飛び跳ね系バッタ目の昆虫にその傾向は顕著。寂しい季節の到来です。
そんな中、依然それなりの数を確認出来るのがこれ、オンブバッタです。
お決まりのオンブ態勢継続中のカップルの数も結構多い。
共に命が尽きるまでって言う感じでしょうか。
ヒメクダマキモドキ
オンブバッタが、厳しさを増す寒さの中、生き続けられる要因とは?・・
運動量の少なさではないでしょうか。モソモソと草の葉上を這う緩慢な動作が殆ど。
そんな推測が当たっているとすれば、このヒメクダマキモドキにも共通する様な・・
長い脚を持っていますが、それを使って勢い良く飛び跳ねる姿は殆ど見かけません。
出会う個体の多くは、この様に草の葉の緑に紛れてじーっと静止しているだけ。
目を凝らして見ると、現状まだかなりの数が生息中です。
オンブバッタといい勝負の様に思えますが、最終的な結果は果たして?・・

※本日撮影の画像ではありません(10/31に都内で撮影)

こうでなくちゃね 22017/11/03 21:55

こうでなくちゃね
文化の日は晴れの特異日。それを実証する様な澄み切った青空が広がりました。
開きかけたススキの穂も、降り注ぐ陽射しを浴びてキラキラ。
秋らしい風景への欲求不満を解消してくれる感じの好天でした。
やはり秋はこうでなくちゃね・・
ウラギンシジミの日向ぼっこ
ウラギンシジミ・雌も、今日の陽射しを大歓迎。
高木の中ぐらいの場所で、日向ぼっこを堪能していました。
風も穏やかだし、本当に今日はいい日だね。
ショウリョウバッタモドキ
天気の悪い日はさっぱりだった昆虫観察も、今日は極めて好調でした。
これは今季初遭遇のショウリョウバッタモドキです。
本家ショウリョウバッタの姿が消えた今、偽物(?)は依然健在って言う感じ。
でも妙に間延びした姿だから、一目で偽物と判ってしまいますね。
オオカマキリ待機中
セイタカアワダチソウに止まってお仕事中だったのは、緑色型のオオカマキリ。
でも、どこか手持ち無沙汰って言う雰囲気でした。
ここにいれば、千客万来でウハウハって言う時期は過ぎ去ってしまった様です。
なんかダレるなぁって言う感じ。長生きするのも大変だね。

※11/3に都内で撮影

晩秋の過ごし方2017/11/04 20:17

晩秋の過ごし方
冬の足音が次第にはっきりと聞こえ始める頃。
残り少ない秋の日々を、それぞれのスタイルで過ごす昆虫達に注目しました。
まずは褐色型のハラビロカマキリ・雌から・・
葉が色づき始めたニシキギの木での遭遇です。ご覧の通りかなりの重量級。
お腹もパンパンに膨らんで、産卵の時が間近に迫っている感じでした。
きつい目つきは ”私にとっての一大使命なんだから邪魔しないで” の意思表示?・・
アキアカネの日向ぼっこ
アキアカネは、今日の陽射しの恩恵を目一杯享受しようと言う算段の様でした。
金属製の構造物にお腹を接近させて、反射するぬくもりを楽しんでいる感じ。
毎年いまの時期になると、頻繁に目にする様になるお馴染みの光景です。
夏は避暑地の高原への長距離移動、秋の初めには生まれ故郷の平地への帰還。
そしてそこでの繁殖行動・・様々な行動の疲れがどっと出る頃と思われます。
余生はあくせくしないでゆったりと過ごす。”そう、それでいいんだよ”・・
ウラナミシジミの吸蜜
ウラナミシジミは、依然お仕事モード全開中の様子でした。
秋の野草の代表種のひとつコセンダングサの花に来て、吸蜜していました。
翅にも傷みが生じ始めていますが、まだまだこの程度なら十分行けるね。
この先も出来るだけ長い間、魅力的なさざ波模様を楽しみたい気持ちに・・

※11/4に都内で撮影

ニシキギの枝に・・2017/11/05 20:03

ニシキギの枝に・・
朝晩の冷え込みに、秋の深まりを実感出来る頃。
この時期の楽しみと言えば、まず樹々の紅葉が挙げられるんではないでしょうか。
これはニシキギの紅葉。カエデのそれに比べても遜色がない位の鮮やかな紅色です。
低木ゆえに注目度は今一つですが、私は毎年この色づきを楽しみにしています。
ハラビロカマキリの卵のう
ニシキギの紅葉は段階的に進みます。この様に緑色から橙色、そして紅色へ・・
そんな様々な色の葉が付く枝で、興味を惹かれる物を見つけました。
いよいよ産卵の繁忙期に入ったハラビロカマキリの卵のうです。
細枝の分岐点にがっちりと安定して産み落とされていました。
葉っぱまで巻き込んでって言う所は、ちょっとご愛嬌ですね。
ハラビロカマキリの雌
”さては!” と言う事で辺りを見回して見たら、いました!。お腹の大きな雌。
枝にぶら下がって、産卵に適しているかを、しげしげと検分中だったみたい。
昨日・11/4 には、同じ木で褐色型の雌にも遭遇しています。(当日ブログに掲載済)
このニシキギ、雌たちに、よほど気に入られてますね。
さて、この先、何個の卵のうが産み落とされることやら・・

※11/5に都内で撮影