最後の残り火が・・ ― 2017/12/18 20:36
春浅い頃、若草色で始まったこの場の風景も、いま正にクライマックス。
最後の残り火が、カーッと燃え上がっている様に感じました。 ホットな風景から、目を空に転じれば、雰囲気は大きく様変わり。
雲ひとつないクールタッチな冬空がひろがっていました。
その空を背景に目に入って来たのは、ジョロウグモの寂しい網張り風景でした。
今の時期に目にするのは大きなメス単体のケースが殆どですが、これはカップル。
上方に小さなオスが止まっていました。共に命が尽きる迄って言う事でしょうか。
昆虫にとっては恐るべき存在。そんな強者であっても終末期の姿はやはり哀しい。
※12/18に都内で撮影