赤いユキヤナギで・・2017/12/28 20:32

赤いユキヤナギで・・
枯れ色に覆われ始めた野で、そこだけ妙に派手な色合いを放つ場所がありました。
低木ユキヤナギの紅葉。燃え尽きる寸前の火が最後の輝きを発している感じでした。
オオカマキリの卵のう
小枝で越冬中のオオカマキリの卵のうも、ホットな葉っぱに囲まれてヌクヌク?・・
しかしそれも束の間の事。葉が散った後は剥き出しのままで寒い冬を越して行きます。
ツノロウカイガラムシ
別の小枝で、なにやら怪しげな物体を目にしました。
誰かが噛み終わったガムをくっ付けていった様にも思える質感でした。
実はこれの正体も昆虫。カイガラムシの仲間・ツノロウカイガラムシです。
この様に、枝などに取り付いて、中の汁を吸い出す食性を持っています。
カマキリの卵のうは単に間借りするだけですが、これは実害を与える迷惑者。
葉を散らし身軽な姿で越冬する樹木にも、様々な災難が待ち受けているんですね。

※12/28に都内で撮影