頼り甲斐のある・・2018/02/04 19:35

頼り甲斐のある・・
空に突き上がる大木。雪が降ろうが寒風にさらされようが、我関せずの逞しさです。
そんな木は、冬の眠りの最中にある生き物達にとって頼り甲斐抜群の存在と言えそう。
これはサクラの太幹で目にしたカタツムリ。抜け殻みたいですが、中身はばっちり。
この様に安定した場所に張り付いて、長い冬を越して行こうと言う算段です。
旬の時期とも言える梅雨時迄、長い間だけどお世話になりますって言う事みたい。
ハラビロカマキリの卵嚢
同じサクラの幹には、樹木依存の定番とも言えるハラビロカマキリの卵嚢も・・
びくともしない感じでしっかり産み付けられていました。
地表からの高さも、並の積雪量なら全然大丈夫って言うレベルでした。
念には念をいれて・・産み落とした母虫の周到さを強く感じました。
幹を這うアリ
冬の眠りのベストロケーションは大木・・って言うだけではないみたい。
眠らずに活動継続中の生き物にとっても、頼りになる存在の様です。
これは幹の表面をチョロチョロ歩き回っていたアリ。他にも数匹を目撃しました。
一体何をやっているのやら。表面から甘い汁でもしみ出してるの?・・
真相は判りませんが、ここにいる理由は当然ある筈。俄然興味が湧いてきました。

※2/4に都内で撮影