気温上昇の日に・・2018/03/01 20:22

気温上昇の日に・・
予報通り台風一過の様な晴天に恵まれました。
気温も、今の時期としてはかなり高めに・・
目で肌で実感する春本番と言う事で一枚。植え込みで目にした黄色のスイセンです。
背後からの陽射しを受け、お日様のミニチュア版集合と言う感じで輝いていました。
まさにこの花にぴったりのシチュエーションだなぁと・・
サクラの枝で見たカマキリの卵嚢
これだけ暖かいと、サクラの蕾も春が来た!と勘違いして、もしかすると・・
って言う推測で見上げましたが、さすがにそれは性急な思いだった様です。
蕾は大分膨らんでいましたが、依然硬く閉じたまま。もう少しお待ちをって言う感じ。
所で気になったのは、同じ枝に付いていたハラビロカマキリの卵のうでした。
一見正常ですが、細部にはほじくられた形跡がありあり。更に風を受けてぶらぶら。
目立つ場所に産み付けられていたので、野鳥の攻撃を受けてしまった様です。
こうなっては、長い冬を越しての幼虫の誕生は望みようもありません。
この先更に暖かくなって行きそうなのになぁと、残念な気持ちで見上げました。

※3/1に都内で撮影

いい花だなぁ・・2018/03/02 20:31

いい花だなぁ・・
あっけなく散ってしまうサクラとは違い、春を待つ心に長く応えてくれるウメの花。
今日も、澄んだ青空をバックに甘い香りを漂わせていました。
”本当の春はもうすぐそこだよ” そんな事を語りかけている様で、気持ちがほんのり。
ウメの花で吸蜜するアブ
ウメの花に心が癒されるのは、人間だけではない様です。
もっと実利的な欲望を満たす為にやって来る物の数も多数。
ひとつの花でじっくり吸蜜を繰り返していたこの小さなアブもその一つ。
ご覧の通り、シベがびっしり並んでいるので、いくら吸っても吸いきれない位。
”花から花へ飛び回らなくてもお腹が一杯になるんだよ” って言う事でしょうか。
早春の昆虫達に対してもサービス精神旺盛。ウメって本当にいい花だなぁ・・

※3/2に都内で撮影

活気づく2018/03/03 20:40

活気づく
三月に入った途端、草むらの雰囲気が一気に春めいた気がします。
何よりも感じるのが昆虫達の活発な動き。
その一例がこれ。巣作りの建材集めでしょうか、大きな荷物を運搬中のアリでした。
運んでいたのは、カラカラに乾いた枯れ草の破片でした。とにかく一生懸命。
でもこんなに大きいと巣穴への搬入は困難かも・・徒労に終わらない事を祈るばかり。
ジシバリの花
働きアリ達が活発に動き回る地表では、野の花のこんな姿も・・
お日様の方向に向かってフルオープンのジシバリの花。
咲こうか止めようか・・そんな躊躇する感じの咲き方からは完全に脱却していました。
黄色は見る者を元気づける色。草むらの応援隊いよいよ本格始動って言う事かも・・

※3/3に都内で撮影

重装備でないと・・2018/03/04 20:22

重装備でないと・・
昨日に引き続き、巣作りに大忙しのアリ達の活動に注目しました。
まず見かけたのがこれ。カラカラに乾いた葉っぱをワッセワッセと運搬中。
しかし思う様に事は運びません。若草等に引っ掛かって立ち往生する事も度々。
巣穴にたどり着く迄に相当体力を消耗しそう。でも諦めて投げ出さない所は立派!。
カマキリの卵嚢を見つめるアリ
こちらは壊れたハラビロカマキリの卵のうに止まって、さてどうしようかと思案中。
確かに巣材や食料として魅力的なんでしょうが、いかんせんデカ過ぎて運べない。
仲間を呼び寄せて、この場で分解した方がいいかなって考えていたのかも・・
カメラに止まるゾウムシ
小さなアリの観察に、目も腰も疲れて一休み。
ふと、足元においたデジイチに目をやったら、こんな光景が目に飛び込んで来ました。
外付けのストロボに怪しい物影がぽつんと・・間違いなくゾウムシの仲間ですね。
目を皿にして探し歩いて来た被写体が、向こうからやって来てくれたと言う訳。
しかし、残念ながら接写の効くマクロレンズは、このデジイチに装着済み。
写そうにも写せない、何ともじれったい状況におかれてしまったと言う顛末です。
やむを得ず、ポケットに忍ばせていたコンパクトデジカメで一枚。
この大きさが限度でしたね。やはり草むら散策は重装備で行かないとダメかなぁ・・

※3/4に都内で撮影

少し早過ぎた2018/03/05 20:23

少し早過ぎた
春めいた日が増えたとは言え、昆虫達の活動はまだ本格始動に至らず。
そんな中、昆虫達にとっての脅威の存在・クモは一足早く活動を開始した様です。
これは区画区分用の太杭に掛かっていた蜘蛛の網。
さて、引っかかっている獲物は?・・右端近くに掛かっている野草の綿毛だけですね。
これじゃ仕事にならんと言う事で、網の主は中央に陣取る事をやめてしまったみたい。
苦労して張ったんだろうけど、ちょっと時期が早すぎた様ですね。
アジサイの芽に掛かったクモの糸
幼い緑が顔を覗かせたアジサイの芽。その形の可愛らしさに惹かれて一枚。
後になって気が付いたのですが、左右に極細のクモの糸が掛かっていました。
クモの巣の張り方にもバリエーションあり。
これは一本の糸を橋渡しみたいに掛ける条網と言うタイプでしょうか。
こちらも、それなりに苦労して張ったのでしょうが、収穫はゼロ。
昆虫世界の本格始動に先駆けて登場したクモ達、もう暫く我慢の時が続きそうです。

※本日撮影の画像ではありません(3/4と3/2に都内で撮影)