真夏に一歩・・ ― 2018/04/28 20:41
と言うシチュエーションで良く目にするのがこれ。葉っぱ越しの昆虫のシルエット。
さて、葉っぱの向こうに隠れているものは?・・
実体を見なくてもほぼ判明ですね。ひょろっと長い触覚が何よりの判断材料。
キリギリスの仲間・ヤブキリの幼虫でした。
今日の暖かさを受けて、大きくなる為の脱皮を急がなくちゃって言う気持ちかも・・ 澄んだ空を見上げたら熱い恋のバトルシーンが・・アオスジアゲハの求愛飛翔でした。
通常は1対1なんですが、この場合はメス1に対してオス2の組み合わせ。
”モテすぎて困っちゃうわ”って言う展開ですね。
さて、この決着は?・・残念ながら遠ざかってしまい確認出来ませんでした。 地上に目を落としたら、夏のトンボの代表種・シオカラトンボの姿が・・
でも、これってムギワラトンボじゃないの?って疑問が湧いて当然です。
この種のメス(通称ムギワラトンボ)の特徴は褐色系の体色。これもその通りでした。
しかし未成熟なオスも同様の体色を持つと言う事で、判断が難しい。
さて、この一頭、やがて塩辛色に変色して、麦わら色のメスを追っかけるのやら・・
その答えが出るのもそう先の事ではない筈です。それにしても、ややこしい。
※4/28に都内で撮影